天才たちの日課 [Kindle]

  • フィルムアート社
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レビュー : 14
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感想・レビュー・書評

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  • 新聞広告かなにかで見たのが初めてだったと思います。本屋さんで現物も見たけれど、結局、電子書籍で。

    「天才」と呼ばれるひとたち、画家、作家、映画監督、俳優、哲学者、科学者etcの日課を記しただけの本です。著者の気持ちや解釈などがすっぱりと省かれているのが、とても気持ちが良いです。これによって、本の一番の目的である内容、「日課」について集中して読むことができました。

    どういう組み分けをしているのだろう?と思うような並び順で、読み始めた最初は首を傾げたのですが、途中から気にならなくなりました。むしろ、ランダムな並びになっているからこそ「日課」が活きるというか。たとえば、同じ職業の人が続くと、どうしても「日課」の内容が似てきてしまいます。なぜって作家の最大目標は「書くこと」だから。それをずっと読んでいると、知らないうちに「日課=書くためにすること」だと思ってしまいがちですが、そういう風に思考が傾いた瞬間に科学者がやってくると、パーンと凝り固まりかけていた思考回路を壊してくれるようで小気味よかったです。

    個人的には、作曲家と演奏家が思っていた以上に入っていたので嬉しかったです。

    荒唐無稽で破茶滅茶だと思われがちなモーツァルトが、朝は6時に起きて、早朝から作曲に勤しんでいたなんて。ベートーヴェンが、髭を剃りながら鼻歌を歌っていたなんて。

    これを読んで、なんらかの劇的な変化が起きるわけでも、素晴らしい知識が得られるわけではありませんが、でも、天才と呼ばれる先人たちも同じく人間で、いつもいつも創造していたわけではないということは分かるのではないでしょうか。そして、成功の最大の味方は「継続」で、最大の敵は「自分自身」だということを再認識させてくれる本でもあるかと思います。

  • 各分野(特に作家が多い)の著名人の一日のルーティンをまとめた本。
    こういうタイトルだけど、凡人もいっぱい出てきます。
    カポーティは横になって執筆する以外はそこそこ普通で、安心したようなそうでないような。

    フロイト(床屋(フロイトの家に通わされてる)にひげを剃らせたり、奥さんに歯ブラシに歯磨き粉をつけてもらったりする)やユング(鍋や釜におはようって言う)はさすがに偏屈な感じが出てました。
    カフカは1日2回、窓を開けて裸で運動しているそうです。
    チェーホフもパンツ一丁で執筆してたらしいので、裸には集中力を上げるパワーがあるのかもしれませんね。(そういえばウエンツ瑛士も裸で受験勉強をしていたと思います)

  • 偉人達の暮らしぶり、生活リズムが淡々と書かれている。

    お茶の時間、起きる時間寝る時間、仕事する時間…
    偉人でなくとも、こういう生活してる人はいるよなと思う。タイトルほどの内容ではなかった。

  • 天才たちの最重要課題は、いかに作品を創造する時間を自分のものにするかである。たとえ遅々として進まなくても、いかに予め定めた時間に創作と向き合うか。

    この本は、数々の歴史的偉人たちにつき数ページずつ、日課が取り上げられている。もちろん偉人によるが、よく出てくるキーワードは、午前/午後/深夜、創作する時間/家族や友人との時間、書斎/バルコニー/田舎、コーヒー/酒/薬物。

    偉人たちの日課のシャワーを浴びているうちに、始業後4時間仕事⇒散歩2時間⇒残り3時間仕事、という仮説が浮かび上がってきた。

    #天才たちの日課 #クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブではない日々#読書記録2019 #読書記録 #再読候補

  • 細切れのチャプターは数人分なら楽しめるが、個々が余りにも短く、知っている人物について読んでも、短すぎて未消化感が強く、全体として何かの形になっているようでもない。

  • 100名ほどのCreativeな人物が、どのようなことをやっていたのかを淡々と描いている書籍

  • これだけの日課情報を良く集めたなと感心する。みんなルーティン。

  • この本はタイトルの通り、天才と呼ばれる人たちの生活習慣について書かれている。この「天才たち」は主にクリエイター、特に作家が多い。そんな彼らがどのように一日を過ごし、仕事に取り掛かっていたのかが分かる。人物ごとに独立した構成となっているため、共通点などから天才の法則を導き出すというものではない。単にあの人はこのように過ごしていた、ということが分かるだけである。

    これを読むと生活スタイルは人それぞれであり、成功者に共通することは何かを成し遂げたという一点にすぎないと言える。ベートーヴェンのように夜明けと共に起きて仕事を始める朝型もいれば、夕暮れに活動を開始するグレン・グールドのような夜型もいる。なので自己啓発本にありがちな「成功する習慣」は、この本を使えばどのような場合でも作れる。例えそれが「薬物に浸かれ」という内容だとしても。

  • クリエイティブな仕事をする人たちの、日常的な習慣、つまり日課を書き綴っている。
    1人あたり数ページずつ(1ページと短い人もある)、たくさんのDaily Ritualsが紹介されていて、思ったよりもずっとボリュームがあった。(紙の本だと手に取ったときにだいたいのボリュームが分かるけど、電子書籍だとそれが無いから、予想外の分量に驚くことがある。ファイルサイズはイラストなんかに左右されるから目安にならないし。)
    アメリカで活躍した人の話なので、超有名人以外はあまり馴染みがない人ばかりだった。

  • 一人1ページペースで作家、哲学者、作曲家など中心に天才と呼ばれる人たちの日課が綴られている。100者100様の生活スタイル。仕事をする時間、寝る時間、散歩の習慣、一日に飲むコーヒーや紅茶酒タバコの量。毎日を辛く過ごした人そうでない人。
    色々な習慣に触れてみて、自分と比べてみてなにかインスピレーションを得たいと思ったときに読む本。かなりの人数ピックアップされているので本棚に置いて気が向いたときに読んでみたりするといいかも。

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著者プロフィール

ペンシルベニア州ホーンズデール生まれ。ノースカロライナ大学アッシュビル校卒業。著書に、個人で運営していたブログ「Daily Routine」を元にした『Daily Rituals』(New York: Alfred A. Knopf, 2013)〔邦訳『天才たちの日課──クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』フィルムアート社、2014年〕がある。ロザンゼルス在住。

「2019年 『天才たちの日課 女性編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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