天才たちの日課 [Kindle]

  • フィルムアート社 (2014年12月15日発売)
3.11
  • (6)
  • (16)
  • (30)
  • (16)
  • (2)
本棚登録 : 768
感想 : 29
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・電子書籍 (355ページ)

みんなの感想まとめ

「天才」と呼ばれる人々の日常を知ることで、創造性や成功の秘訣に迫る一冊です。画家、作家、科学者など、さまざまな分野の偉人たちの具体的な日課が紹介されており、著者の解釈が省かれているため、読者は純粋に「...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新聞広告かなにかで見たのが初めてだったと思います。本屋さんで現物も見たけれど、結局、電子書籍で。

    「天才」と呼ばれるひとたち、画家、作家、映画監督、俳優、哲学者、科学者etcの日課を記しただけの本です。著者の気持ちや解釈などがすっぱりと省かれているのが、とても気持ちが良いです。これによって、本の一番の目的である内容、「日課」について集中して読むことができました。

    どういう組み分けをしているのだろう?と思うような並び順で、読み始めた最初は首を傾げたのですが、途中から気にならなくなりました。むしろ、ランダムな並びになっているからこそ「日課」が活きるというか。たとえば、同じ職業の人が続くと、どうしても「日課」の内容が似てきてしまいます。なぜって作家の最大目標は「書くこと」だから。それをずっと読んでいると、知らないうちに「日課=書くためにすること」だと思ってしまいがちですが、そういう風に思考が傾いた瞬間に科学者がやってくると、パーンと凝り固まりかけていた思考回路を壊してくれるようで小気味よかったです。

    個人的には、作曲家と演奏家が思っていた以上に入っていたので嬉しかったです。

    荒唐無稽で破茶滅茶だと思われがちなモーツァルトが、朝は6時に起きて、早朝から作曲に勤しんでいたなんて。ベートーヴェンが、髭を剃りながら鼻歌を歌っていたなんて。

    これを読んで、なんらかの劇的な変化が起きるわけでも、素晴らしい知識が得られるわけではありませんが、でも、天才と呼ばれる先人たちも同じく人間で、いつもいつも創造していたわけではないということは分かるのではないでしょうか。そして、成功の最大の味方は「継続」で、最大の敵は「自分自身」だということを再認識させてくれる本でもあるかと思います。

  •  

  • ・カント
    毎日同じ服を着て、毎日同じ時間に散歩
    粗食 少な目にご飯を食べる
    アイデアをメモする
    夕方に情報収集
    夜は友人と遊ぶ

    コーヒーを飲む
    執筆活動
    みんなにはたっぷり食べさせるけど、本人は粗食
    1~2時間散歩
    昼までに仕事を終えてしまうため
    散歩してリラックス。
    19時に読書。22時就寝

    ・ベートーヴェン
    夜明けとともにきっちり起きる
    コーヒーを飲む 豆は60粒きっちり!
    午前中作曲
    散歩
    夕方新聞をよむ
    朝はアウトプット。夜はインプット

    ・チャイコフスキー
    朝紅茶を飲む。煙草を吸う
    2時間の散歩
    散歩しながらアイデアをメモ

    ・フロイト
    毎日ひげをそる
    散歩。ものすごいスピードで散歩をしていた。
    夜 トランプで交流
    夏 3ヶ月の家族旅行

    。ダーヴィン
    起きてすぐアウトプットを何時間もする。
    身体が弱かった
    田舎に移住
    散歩して軽めの朝食
    90分集中して執筆
    夜 来客は帰す
    妻とボードゲームをする
    寝るまで音楽を聴く。妻のピアノ。
    家族としか過ごさない
     

  • 各分野(特に作家が多い)の著名人の一日のルーティンをまとめた本。
    こういうタイトルだけど、凡人もいっぱい出てきます。
    カポーティは横になって執筆する以外はそこそこ普通で、安心したようなそうでないような。

    フロイト(床屋(フロイトの家に通わされてる)にひげを剃らせたり、奥さんに歯ブラシに歯磨き粉をつけてもらったりする)やユング(鍋や釜におはようって言う)はさすがに偏屈な感じが出てました。
    カフカは1日2回、窓を開けて裸で運動しているそうです。
    チェーホフもパンツ一丁で執筆してたらしいので、裸には集中力を上げるパワーがあるのかもしれませんね。(そういえばウエンツ瑛士も裸で受験勉強をしていたと思います)

  • 特にインスピレーションはなかった。

  • 好みによると思いますが、内容が単調ですべて読みきれず、、、
    偉人たちに興味があれば、面白いかも。
    これだけたくさんの方の習慣を調べられたのは、すごいと思う。

  • 但書きの通り一次情報でないので日課かも怪しい

  • ◯ 体力が、芸術的感性と同じくらい必要です
    -村上春樹(98p)

    ◯ ここ(リビングルーム)に降りてきて行き詰まったときに役に立つのは、二階へ行ってシャワーを浴びること。それですべてが打開されるというか、リラックスできる。-ウディ・アレン(184p)

    ◯ 私が書く理由は、書くことがいままでやったどんなことよりおもしろいから。-ウィラ・キャザー(297p)

    ★クリエイティブな仕事を残した161人の生活のスケジュールが載っている。一人一人は1〜2ページしかない。短かすぎてその人となりはあまりわからない。

    ★クリエイティブな仕事のためにどんな生活がよいかは人それぞれだから、あまり参考にはならない。そもそも参考にするというより楽しむための本だと思うが、その割に分量が少ないから物足りない。と文句を言ったが、大勢の芸術家の生活をいっぺんに覗き見できるのはなかなか楽しかった。

  • 天才たちの日課
    メイソン・カリー著 フィルム・アート社

    2019 8mar.

    ショパン
    ショパンは全体像として捉えていた音楽を。時にあまりにも細かく分析しすぎる。
    ひとつの小節に500回くらい変更を加えたり書いては消しを繰り返すこともあった。

    フローベール
    結局、仕事は今までも人生から逃避する最高の方法なのだ。

    マルクスは金銭管理能力がなくて、エンゲルスから定期的に金を送ってもらっていた。
    エンゲルスはそのカネを父親の織物会社からくすねていた。

    グスタフ・マーラー
    私の人生に希望、必要とするのは仕事をしたいという衝動を感じることだけだ

    ヘンリー・ミラー
    優れた洞察力が働く瞬間瞬間を維持するには、厳しく自己管理をして規律ある生活を送らなければならない。

    フォークナー
    私は魂に動かされたときに書く。そして魂は毎日私を動かす。

    ブリテンは私生活でも仕事の面でもピータ・ピアーズがパートナーだった。

    村上春樹
    繰り返すことが重要、催眠状態というか自分に催眠術をかけて、より深い精神状態にもっていく。

    画家のチャック・クロース
    インスピレーションが湧いたら描くというのはアマチュアの考え、プロは時間になったら描くだけ。

    プルースト
    文芸作品がどれほどの高みに極めるかは、苦しみがどれほど、作家の心を削ったかによる。それは井戸を深く掘れば掘れたほど水面が上昇するのと同じだ。

    ストラヴィンスキー
    毎日作曲した。インスピレーションがわこうが湧くまいが。

    サマセットモーム
    モームにとって書くことは飲酒と同じではまりやすく抜けるのが難しい習慣だった。

    ルイ・アームストロング
    マリファナたばこを堂々と吸っていた。
    すごいスケジュールでも、いつでもショーはやりたいだけだ。自分の人生=自分の音楽で、音楽が何より大事だけど、人前で披露しなければ、音楽に意味はない。

    ジョージ・ガーシュウィン
    毎日こつこつと仕事をするのこのんだ。
    プロボクサーと同じで作曲は常にトレーニング続けないといけない。

    グレン・グールド
    レコーディングのある日には何も食べない絶食すると頭がスッキリする。

    デカルト
    すぐれた頭脳労働するには怠惰な時間が不可欠だと信じていた。

    シューベルトは毎朝6時に書き物机の前に座って午後1時までぶっとおして作曲し、その間にをパイプを吸っていた。

    リスト
    なぜ日記を書かないのかという質問に対して
    毎日の生きるだけで充分につらいのになぜそれを書き留める必要があるのか? 日記なんて拷問部屋の目録みたいになってしまう。

    トルストイ
    私は毎日書かなければならないそれは成果をあげるためにではなく
    習慣を失わないためだ

    ポール・エルデシュという数学者

  • 161人の著名なクリエイターのデイリールーティン。知らない人物だとどうしても関心が低くなってしまい星3つの評価にしたけど、とても興味深いし説得力のある本だった。

    もちろん千差万別だが、成功者の生活スタイルは規律正しく自己鍛錬している人が多いし、自分が成功するために正に必要な要素だ。

    まずは仕事時間を決めよう。朝型に挑戦しよう。

  • 著名な作家や画家の習慣を手短にまとめたと言う点で興味を惹かれて手に取りました。
    とは言え知らない芸術家も多く、仮に知っていても彼らが一生ずっとそうやって過ごしていたとは思えず、なるほどなと思う以上の事は学べなかった印象です。
    特にメモなども残していません。

  • 偉人たちの日課をまとめた興味深い書籍。まとめると①人には朝型夜型、その中間のようなタイプがいるということ。②多くの偉人が朝起きた後すぐに何時間かまとまった仕事をすると言うこと。山散歩を毎日の習慣にしている人が多く、その次に水泳などの運動が続く。求めると起きた後に集中して仕事をして、その後はゆっくり過ごすタイプのスタイルが多い。

  • アーティストや科学者はどのような日課で生活していたのか大量の人物をとりあげ短く紹介している。おおざっぱに言って、彼ら彼女らは朝型の人が多く、仕事は短時間、そしてお酒を飲む、といった生活を送っている。紹介されているのは著名な人々だが、奇想天外な日課ではないのが分かる。お酒以外はビジネス書でもよく紹介されているような朝に仕事をすると仕事がはかどるというのを実践しているようだ。自分も朝型に変えようかと思える。そして一部の人は夜型で成果を出している人もいる。天才は朝型かと思いつつ、やはり天才と日課は関係ないのかと、一般人である私は思う。

  • テーマは素晴らしい。
    惜しむらくは作家がほとんどで、簡単に言うと「どう時間を使ってもいい人が、どうやってクリエイティブな仕事をするためにルーティンを作っていたか」となる。
    それぞれの作家の人となりは垣間見えるものの、自分としてはビジネスマン的な人も取り上げて欲しかった。

  • 新聞で書評を読んだ時はもっと面白いものかと思ったけど、皆さんそこまで変わっているわけでは無い。
    でもその中で面白かった例は、『見知らぬ乗客』『太陽がいっぱい』の作者パトリシア・ハイスミスは、午前中3,4時間、ベッドの上でタバコ、コーヒー、ドーナツを周りに置き執筆。でもその前にきついお酒を飲んで、躁状態を抑制する⁉︎
    そして猫とカタツムリ好き。300匹!のカタツムリをイングランドの庭で飼い、カクテルパーティではバッグにお伴のカタツムリ100匹とレタスを入れて持ち歩く‼️
    そして、フランスに引っ越すときに(生きたカタツムリの持ち込みを禁止されてたから)左右の乳房の下に‼️隠して何度も国境を往復したと…

  • 淡々とした生活を淡々と連ねる。
    著名人の奇人ぶりを曝け出すわけでもないため、見知った人物についての雑学程度の感覚。

  • 天才の日課を真似したから天才になれるというわけではない。

  • 偉人達の暮らしぶり、生活リズムが淡々と書かれている。

    お茶の時間、起きる時間寝る時間、仕事する時間…
    偉人でなくとも、こういう生活してる人はいるよなと思う。タイトルほどの内容ではなかった。

  • 天才たちの最重要課題は、いかに作品を創造する時間を自分のものにするかである。たとえ遅々として進まなくても、いかに予め定めた時間に創作と向き合うか。

    この本は、数々の歴史的偉人たちにつき数ページずつ、日課が取り上げられている。もちろん偉人によるが、よく出てくるキーワードは、午前/午後/深夜、創作する時間/家族や友人との時間、書斎/バルコニー/田舎、コーヒー/酒/薬物。

    偉人たちの日課のシャワーを浴びているうちに、始業後4時間仕事⇒散歩2時間⇒残り3時間仕事、という仮説が浮かび上がってきた。

    #天才たちの日課 #クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブではない日々#読書記録2019 #読書記録 #再読候補

  • 細切れのチャプターは数人分なら楽しめるが、個々が余りにも短く、知っている人物について読んでも、短すぎて未消化感が強く、全体として何かの形になっているようでもない。

全24件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

ペンシルベニア州ホーンズデール生まれ。ノースカロライナ大学アッシュビル校卒業。著書に、個人で運営していたブログ「Daily Routine」を元にした『Daily Rituals』(New York: Alfred A. Knopf, 2013)〔邦訳『天才たちの日課──クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』フィルムアート社、2014年〕がある。ロザンゼルス在住。

「2019年 『天才たちの日課 女性編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

メイソン・カリーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×