文學界2016年12月号

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910077071260

感想・レビュー・書評

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  • 西村賢太さんの新連載「雨滴は続く」。
    よく知らないが、いつもどおりの世界なのだろう。
    加藤秀行さんの「キャピタル」。
    まあわかるけど、芥川賞の選評、全員が酷評なの加藤さん胃が痛いだろうな。
    まあわかるけど。
    諏訪哲史さんの「蝸牛邸」。今号で一番良かった。
    “特集 書を持って町へ出よう”寺山修司のパロディみたいな特集だが、
    いろいろな方の自宅以外での読書の楽しみを知るのは楽しい。
    平野啓一郎さんと杉本博司さんの対談“なぜ今、「ジャン・コクトー劇」か”
    なぜ今なのかよくわからなかった。
    高橋源一郎さんと関川夏央さんの対談“『坊っちゃん』の青春、現代の青春”
    夏目漱石って人は面白いよな。
    与那原恵さんの紀行“石内都と熊本、広島を旅する”
    石牟礼道子さんの「苦海浄土」というタイトル、他の文芸誌で最近目にしたような。
    鴻巣友季子さんの評論”ボブ・ディランへのノーベル賞授賞に思う-その背景と戦略の裏読み”面白いなあ。
    阿部和重さんの「Orga(ni)sm」第二回。痛い!痛覚の痛い。
    相馬悠々さんの巻末コラム“鳥の眼・虫の眼”もディランのノーベル賞について。

  • 西村賢太著「雨滴は続く1」
    特集「書を持って町へ出よう」

  • 芥川賞候補作、加藤秀行著「キャピタル」読了。頭脳明晰なビジネスマンばかりの物語。確かに春樹っぽさあるけど、著者のいるこの世界しか描かないつもりなのかどうかが気になる。落とし方がうーんという感じ。急に俗っぽい。
    西村賢太の「雨滴は続く」も。流石面白い。

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