狂気の山脈にて 1 ラヴクラフト傑作集 (ビームコミックス) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  •  99円で購入( ´ ▽ ` )ノ
     シリーズ中最大の長編。

     1930年、20名からなるミスカトニック大学の精鋭チームが、南極の太古の地層から謎の生命の化石を大量に発掘。舞い上がって暴走した生物学者(←何となくこの人、ベネディクト・カンバーバッチを彷彿)が、さらに奥地で巨大な黒い山脈を発見。そこの洞窟の中には、見たことも聞いたこともない奇怪生物クトゥルフたちの死体がゴロゴロしていたのだった、っていう話。

     例によって例の如くの展開だけれど(ラブクラフト作品の大半はこういう筋立て。極言すれば「お化けを見たよ、怖かった」ってだけの話)、本作はそのスケールの壮大さ(と細部の緻密さ)で圧倒。
     なによりこのまんが版は画力(えぢから)がとことん素晴らしい( ´ ▽ ` )ノ

     南極って言ったら「(新旧)物体X」「デビルマン」「AVP」等々、古今東西ホラー&SFでは名作・傑作の宝庫( ´ ▽ ` )ノ。「フランケンシュタイン」もラストは南極だったし、本作序文で取り上げられてる「氷のスフィンクス」も名作中の名作( ´ ▽ ` )ノ(星野之宣「はるかなる朝」も南極まんがだったな)
     本作もまたその例に漏れず傑作になりそうな予感( ´ ▽ ` )ノ
    (以下続刊)
    2024/04/02
    #5086

  • 温暖化で氷に閉ざされた地じゃなくなったらやばいのが出てきそう。

  • 南極大陸に、もし圧倒的な知的生命体が凍結されていたら、、、
    SF小説家ラブクラフト作品の漫画化ものだ。

    岡田斗司夫激プッシュということで読んでみたが、やはり面白かった。

    圧倒的な筆圧から描かれる1コマ1コマは、知的生命体の恐ろしさをありありと書いている気がした。
    そして、やはりこのテーマが面白い。

    人類が、同程度やそれ以上の知的生命体と遭遇した場合どの様になるのだろう。本作では蓋をする形になったが、実際にそのようなことが起こるとするとといつも恐ろしさと共に、ワクワクが止まらない。

  • コミック

  • 1930年、南極探検隊がすごいの発見した! 的な導入。既に怖い雰囲気は十分ですが、南極の広大さや探索の大変さも見どころです。

  • 以前から気になっていたんだけどAmazonで全巻半額セールをやっていたのでまとめて購入。ラヴクラフトの雰囲気をそのまま漫画にしたようなすばらしい画力で大満足でした。旧支配者が宇宙から降りてきてからの地球での歴史のビジュアルにはとても感動しました。

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