理科系の作文技術(リフロー版) (中公新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • したがってその文ぜんたいとしては事実の記述になっているにしても,文中に「便利な」とか「すぐれた」とかいう修飾語(句)がはいれば意見が混入することになる

    またまは指導員になります。これで3人目。人に何かを教える立場になりますので、文章作成の基礎からということで、本書を読み直してみました。今でもできていないことが多いです。果たしてこれできちんとしたことを教えられるのか。残り数ヶ月、これまで学んできたことを振り返ってみます。

  • モリカケ関連の報道で出てくる「備忘録」やら議事録やらを見ると、役人がいかに文書作成について訓練を受けているか感嘆することが多い(良い文章かはさておき)。一方、サラリーマン、特に文系出身者は、真面目に卒論に取り組んだ人を除いて、絶望的にその機会がない。
    それでも日々読み書きしなければならない文書類は無尽蔵に増えていく。対策として弊社は「結論から書け」「事実と意見を分けろ」「悪いことほど迅速に報告せよ」の3つを趣旨とした社訓があるのだけど、まぁ徹底できない。来月新入社員に何か研修をしろということなので、文章作成をテーマにすることにして、予習に名著を読み込むことにした。

    古い本だけど(OHPの作り方とかも出てくる)、パソコン仕事術のようなものよりも普遍的な内容なので、個人的にはより望ましいと感じた。議事録、報告書にとどまらず、マニュアルとか、依頼書とか、プレスリリースとか、日々色んな物を書くのだけれど、それらに応用できる内容もあって、人を選ばず勧められそう(すこし例文は理系ばっててとっつきにくいかもしれないが、最近出ているマンガ版は内容が希釈されすぎていると思う。そもそも文章術を学ぼうとする人がなぜ文書を避けなければならんのだ)。

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著者プロフィール

一九一七年(大正六)、東京に生まれる。四一年、東京大学理学部物理学科卒業。名古屋大学助教授、学習院大学教授をへて、八一年から同学長。学習院大学名誉教授。専攻、物理学。応用物理学会会長、国際光学委員会副会長、言語技術研究会座長などを歴任。著書に『物理の散歩道』(ロゲルギスト名による共著、岩波書店)、『新物理の散歩道』(同共著、中央公論社)、『理科系の作文技術』(中公新書)、『物質の世界』(培風館)、『物理・山・ことば』(新樹社)、『レポートの組み立て方』(ちくま文庫)などがある。

「2018年 『まんがでわかる 理科系の作文技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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