ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下 (ハヤカワ文庫SF) [Kindle]
- 早川書房 (2016年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (229ページ)
感想・レビュー・書評
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全く期待してなかったけど、普通に面白かった。第二次大戦で日本が勝利しアメリカを占領している歴史改変SF。ディック「高い城の男」に設定は似ているが、私にはこちらの方がよりリアルで、主人公たちにのめり込めた。ゲームやオタク文化についてはちんぷんかんぷんだし、過剰に残酷でグロテスクなのは無意味に思える。だけど物語の構成はよく練られていて退屈させないし、何よりこれを書きたいという作者のエネルギーが充ちていて迫力がある。私の周囲には評判悪かったけど、忘れられない物語だと思う。
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この世界にのめりこみました。
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南京の大虐殺に興味が湧いた
石村はずっと仮面を被り本性を隠している -
当然の結末かもしれないし、そんな因果はそもそもおかしいかもしれない。なにしろ彼は『生きろ』と託されたのだ。その通り生きた。なかなか切ない戦争物だった。
しかし軍部が出張りすぎじゃない?
暴力が支配しすぎでない? 経済はどこ行った(もっとえげつなくなるけど) -
メカ同士が戦うというパシフィック・リム的な要素よりも、しっかりとした人間ドラマが描かれているのが気に入った。フィリップ・K・ディックの歴史改変SF「高い城」とよく比べられるけど、どちらもオリジナリティがあって楽しめた。読者をドキドキハラハラさせる生死を賭けたゲーム「USA」での展開は、何か最終的にどんでん返しがあると分かっていても、心臓をドキドキさせながら読み進めた。
そして、最後のエピローグの衝撃がスゴイ。物語の根底にあったのはこれだったのかと。エピローグで明かされる事実が、プロローグとなって大きな物語が紡がれた。主人公のベンが、こんな大きな十字架を背負いながら生きてきたとは、驚きである。 -
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下 (ハヤカワ文庫SF) 上巻よりは死んでいく人は少なくなったが、登場人物がどんどん死んでいくストーリーは少し残念。
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いつの間にかグイグイ読んでしまう。
なかなかキツイ、ディストピア小説。 -
第二次世界大戦で日本が勝利し、アメリカを占領した世界の小説。 やはり昼行灯なキャラが実は、というのは王道。他に言いたいことはだいたい上巻の方に書いた。
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主人公たち、なかなか良いコンビだと思ったのだが・・・。
なかなか過酷な展開であった。-
こばんわ。たわんさんわもちろんツイターに英語で感想したんですよね?って経緯(イキサツ)わかってるのにあえて聞くこの・・\(^o^)/こばんわ。たわんさんわもちろんツイターに英語で感想したんですよね?って経緯(イキサツ)わかってるのにあえて聞くこの・・\(^o^)/2016/12/15
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あはは、全部 ひらがな ですねぇ。アルファベットわ一個もない。ここわひとつ中華皇帝の様に全部の英語を漢字で書き表すことに腐心してみますか。あ...あはは、全部 ひらがな ですねぇ。アルファベットわ一個もない。ここわひとつ中華皇帝の様に全部の英語を漢字で書き表すことに腐心してみますか。あ、イミフでした すまぬm(_ _)m2016/12/17
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