虚構推理(5) (月刊少年マガジンR) [Kindle]

  • 講談社
3.74
  • (4)
  • (9)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 166
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (171ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ5冊目、こんなにH型鋼が活躍するなんて▲刑事の死により凶暴性を増す鋼人七瀬。嘘で真実を砕き、新たな真実へと変えるため琴子が組み上げた「四つの解決」▼『虚構争奪』「琴子&九郎」VS「六花」能力者によるリアルバトルだけじゃない!サイバー環境をも駆使した「今度は戦争だ‼」琴子が注入する毒には効果があるのか…『七瀬かりん物語』琴子が紡ぐ「薔薇を背負わせた物語」は、超理論もなんのその?九郎の殺され方がえぐくなり…六花さん、やはり存在がホラーです『おまけ漫画』落ち武者!貴殿の行く末が心配。粛清…(2016年)

  • 確か無料公開されていたエピソードを目にしたことがあり、それでミステリが読みたくなった時に購入したと思う。それから年単位で経過した今今回ブクログに登録したのは、アニメ化を機に最新刊を購入して、そういえば登録していなかったと思い出したから。

    5巻は6巻まで続く鋼人七瀬事件の解決編の始まりで、鋼人七瀬と桜川九朗、黒幕と岩永琴子の対決が描かれる。その対決の第三者としての物語としての解説役、語り手として弓原紗季の目線で描かれている。
    長編として味わいたいタイプの物語。

  • 九郎がいかにして成り立ったのか。を、知ると恐怖に似た感情を覚える。一方で、九郎の胸中いかばかりかと考えるとそれはそれで理不尽ではあるし、孤独でもあるように思える。「知恵を尽くして、刃を振るい、一方で毒薬を注入していく」紗季の言葉は言い得て妙で、九郎と琴子というのは表裏一体の出会うべくして出会ったコンビなのではなかろうかと。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

【城平京(しろだいら・きょう)】
奈良県出身。代表作に漫画原作『絶園のテンペスト』『スパイラル~推理の絆~』、小説『虚構推理 』『名探偵に薔薇を』『雨の日も神様と相撲を』など。

「2021年 『虚構推理(15)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

城平京の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×