トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業”するな (大和出版) [Kindle]

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  • PHP研究所
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感想・レビュー・書評

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  • 思考停止して残業や量に逃げるのは本当の意味での努力じゃない。
    一方で、最初から質に没頭しすぎると、質が上がらない。つまるところ、そのバランス感が大事であり、そのバランス感はセンスなのでは、、と思う。

  • わかりました1

  • ○概要
    20代に向けて、仕事へのスタンス面でどのように生きるべきかを教えてくれる本。

    ○主張
    残業に逃げるのではなく、時間内で成果を上げて帰ろうというスタンスが大事である、
    自身の目的に沿ったスジの良い努力を行なって、周りに流されずに自分の船の船長として自分の意思で行動するべきということが記されている。

    ○感想
    タイトルはインパクトがあるが、本書では単純な残業の良し悪しを述べているのではなかった。
    "20代を無難に生きるな"の永松さんの主張と似ていた。流されずに自分を持って、自分自身で選び、時には拒むことも大事だと学んだ。
    40分で飛ばし読み

    ○メモ
    ・昨日までと同じ時間配分で生きていれば、昨日までと同じ人生が永遠に続くだけ

    ・事実、考え、行動を分けて話す

    ・ごく普通の毎日が運命の日。
    だから今日1日を丁寧に生きる。やるべきことをやり、やるべきでないことから遠ざかる。何年後かの人生が今日を起点に始まっているという意識。

    ○アクションプラン
    毎朝、自分の想いや価値観を紙に書いて、その日にやるべきことを整理して、やる。

  • タイトルはキャッチーだが、中身はまっとうなキャリアプランの本。
    色々な事例に基づく、主張・提言はいつも面白いと感じる

    The title is catchy , but contents is good for career development.
    Every time , I'm interested in author's suggestion based from many historical cases and researches.

  • ○引用
    これほどまでに様々な「働き方に関する常識やマナー」がしっかりと共有されている国において、労働意欲や勤労意欲が世界最低水準にまで落ちている、という事実から得られる示唆は明白です。それは、我が国で常識とされている「働き方」に従っていれば、幸福で実り豊かなキャリアは実現できない危険性が高い、ということです。

    自分の選択についてのアドバイスを他者に求めることは、自分の判断力を鈍らせることになるのでやめたほうがいいと思っていますが、判断に必要な情報を取得するために他者に意見を求めることは積極的にやったほうが良い

    自分の考えた通りに生きなければならない。そうしないと、自分が生きた通りに考えてしまう

    人は、一般に自分のことを良いほうへと考え、好ましい自己イメージを抱く。そして、このイメージを守るためには、大きく二つの方法がある。一つ目は、この好ましい自己イメージに現実の自己を近づけるために努力するということ。しかし、実はこのアプローチを採用できる人は多くない。そして二つ目のアプローチは、好ましい自己イメージを守るために、イメージの毀損につながるような失敗の可能性、つまりチャレンジをできるだけ回避する、あるいはやったとしても大して努力せずにさっさと降参してしまう

    組織の中で階層の岩盤を突き破ってくるような人材というのは、どこかで上司が設定した仕事の枠組みに収まらないアジェンダを設定して、それを実現させています

    「組織に対してマジメな人」は徹頭徹尾、自分自身の中に善悪や価値観の基準を持っていません

    様々な葛藤を抱えながらも、自分はそもそも何がしたいのか、その目的はどうしたら達成できるのかを「考える」ことは「スジの良い努力」ということになります

    周囲の人がやっていることは俺はやらないと決めて孤独に耐えているわけで、これはこれで大変な努力なのです。そして、結果的に成功して自分らしい幸福な人生を歩んだ人は、圧倒的にこっちの努力をしています。

    たとえ最終的に失敗してしまっても良いので、自分で「これだ」と思える選択を生きていくのが人生

    能力をどう高めるかとか、どういう努力の仕方が良いのかといったことは、一生懸命に考えているのに、どこに立ち位置を定めるといいのか?という問題について本気で考えている人には、あまり出会ったことがありません。

    いくら頭で考えて「良い」と思えるものであっても、フィーリングがピンと来なければ止めておいたほうがいい。~中略~世の中がどう変化するなんて予測できません。しかしそれ以上に、自分がどう変化するかはもっと予測できないのです。価値観や自分が面白いと感じる対象、好き嫌いの感性なども、10年立てば大きく変わってしまうものです。

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著者プロフィール

1970年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻、同大学院文学研究科美学美術史学修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ、コーン・フェリー等で企業戦略策定、文化政策立案、組織開発等に従事した後に独立。現在は「人文科学と経営科学の交差点で知的成果を生み出す」をテーマに、独立研究者、著作家、パブリックスピーカーとして活動。現在、株式会社ライプニッツ代表、世界経済フォーラムGlobal Future Councilメンバーなどの他、複数企業の社外取締役、戦略・組織アドバイザーを務める。

「2023年 『新装版 外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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