応天の門 6巻: バンチコミックス [Kindle]

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  • 新潮社
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感想・レビュー・書評

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  • 業平様の嗅覚というかセンサーはシティーハンターの冴羽獠と思ったら、笑ってしまった。唐美人は昭姫と縁のある方で、道真どのの唐への憧れをどこか危ういものとして受け止めている気配。「正しく使いませ」の言葉が道真どのに響いたかどうか。才つながりで忠臣との小話が。忠臣は努力型。年若いものの才能を目の当たりにした時の気持ちはいかほどに。美学が過ぎて、贅沢ぼけした隠棲貴族と思われた源融。陰謀やら策略をめぐらせる腹黒い大人たちとはまた別のベクトルの困ったお方で、なんでか憎めないけれど、あまり深入りしないほうがよさげ。

  • 唐から亡命してきた宦官を匿う話と、道真幼少期に菅家廊下で起きたことと、源融の造園にまつわるあれこれ。

    源融の話は、いい感じに気が抜ける話で良かった。
    山桜の人は恋人と再会できるといいな。

    源融がこの巻で作っている邸宅は六条河原院と言い、もちろん邸宅も庭も残っていないが、跡地には六条河原院跡を示す碑が建てられているそう。
    https://www.kyototuu.jp/Sightseeing/HistorySpotKwarainAto.html

  • 島田忠臣 宣来子の父は、自分を唯一無二の存在として認めてくれるからと信じて基経に与しているのだろうか。

    第三十一話~三十三話 源融、庭に古桜を欲す事

    純情な面もあるけれど、「話の通じない種類の大人」として描かれている源融さんは、光源氏のモデルのひとりと考えられている人で、その山荘が宇治平等院であったとは恐れ入る。

  • 唐美人を助ける。菅家廊下。山桜と源融の別荘。

  • 忠臣がダークサイドに堕ちていくのが忍びない....
    道真への劣等感からなのか、秘めた自尊心からなのか、怖い怖い....

  • 融殿、ちょろいと思った矢先にガツンときたな。業平殿はまぁ仕方ない。仕方ないので悪評がひとつぐらい増えたっていいやん?←いやよくない(笑)

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  • Kindleさんにオススメされてとりあえず1巻買ったらまんまと買い進む展開。な の に!最新刊がまだ電子化されてないってどういうことよ!?好物の平安時代もので好みの絵柄を勧めてくるとはKindleさん流石だけど、どうせなら完結してから読みたい派というあたりまで知ってて欲しかったよね…
    最新刊を本屋で買うのをじっと我慢…(∵`)

  • 平安時代を舞台にした科学ミステリー。

    主人公が菅原道真で、相棒役が在原業平。歴史上の人物をキャラクタとして借りてミステリーを展開する、ってだけなのかなと思っていたけれど、6巻まで一気に読んで気がつきました。あぁ、そうか、タイトルが応天の門だもん、応天門の変あたりの政治的陰謀の謎解きでもあるのだね、と(と、知ったかぶりして書いたけど、歴史には疎い私、ググって勉強いたしましたw)。

    怨霊、呪詛、妖怪…。当時は超常現象として扱われてしまったであろう出来事を、科学的な視点と知識で解明していく道真くんがいい感じ。彼も、のちには怨霊だと言われちゃうわけなんですけどねw

  • これ、アニメ化されないかなあ・・・

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著者プロフィール

はいばら やく
漫画家。東京都在住。女性。
元々は同人作家として和泉八雲名義で活動。2006年に「コミックZERO-SUM」にて『とかげ』でデビュー。2017年、在原業平と菅原道真が怪奇事件の謎を解き明かそうとするクライム・サスペンス作『応天の門』で第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞し、これが代表作となる。

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