さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで (文春e-book) [Kindle]
- 文藝春秋 (2017年1月30日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (149ページ)
感想・レビュー・書評
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カルト特有(単なる先入観)の、怖さは感じられなかった。先駆者は本当に理想郷を作ろうとしていたのだろうなとは感じる。自分で選んだ大人は良いけれど、子供には親と別れて暮らす不幸、学校生活での制約、過剰な労働等々良い環境とは思えない。そのカルト村は今どの様な形なのか興味は覚えた。
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カルト、というより
自然回帰主義の農業集団かな。
別に怪しい神様を信仰しているわけではない。
子供たちの思想を抑制するようなやり方、
ちょっぴし強制っぽい要素の入ったお見合いなどは反対だが、一般社会では経験できないような経験もいっぱいできて、一方的に否定はできないなと思ったりもしてしまう。
この本でも、
村の賛否はしていない。
ただ、まだまだ書けてないことはあると思う。
いじめとか、性についても聞けたらもっとおもしろい気がする。 -
これは興味深い。決して外部から知り得ない情報‥まともじゃないけど色々まともに思えてくるし、聞き手の旦那が「洗脳じゃん」っていうのに対して作者の人ははそんなこと考えもつかなかった…っての、まさにうまいシステムですよね。
そりゃ生まれながらにそこにいたらそうなるよね、それが普通だもん… -
【「続きが読みたい」と大反響の話題作!】過酷な労働や掟に縛られた「カルト村」の生活を受け入れて育った著者は、なぜ自ら村を出たのか? 村の実態に迫る衝撃の実録漫画!