スティグマータ [Kindle]

著者 :
  • 新潮社
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感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりの近藤さんということで、過去の作品を読み返してからじっくりと。今回は、ツールドフランスが舞台。この間にJSPORTSのツール中継なんかも見てこっちも詳しくなってきたので、よりいっそう楽しめたね。

  • 2016/10/10読了。
    サクリファイスシリーズ5作目『スティグマータ』
    (2作目のエデンは図書館で借りた為 写真なし)
    犬好きで有名な近藤史恵さんは ただの犬好きじゃない←
    ツール書かせたらこの人の右に出る人はいないと思う。
    抜群です!毎回ドキドキしながら読んでる。
    時間作ってまたサクリファイスから読み直したいな。
    面白かったー!!! .

  • 面白かった。
    ステージ優勝はまだ先か〜

  • 『サクリファイス』から始まる自転車ロードレースシリーズ第5弾。
    前作は外伝のような形で主人公も違ったけど、今作はまた誓が主人公。

    ヨーロッパでチームを転々としながらも、その時々のチームのエースを
    支えるアシストとして少しずつ活躍してきた誓。
    一方、日本に残り実績を残してきた伊庭も今年からヨーロッパへ。
    ライバルであり友である彼の活躍を羨みもするが、
    そんなことよりもまた彼には気にかけなければいけないことが出てきて…

    かつての絶対王者であり、ドーピングにより全ての栄光を失ったミネンコ。
    そんな彼が復帰するという噂が立ち、選手も運営もメディアもファンも
    様々な感情を持ってツール・ド・フランスを迎えることになる。
    また、誓はミネンコから直接ある依頼を受けることになり、
    それが今作の物語の発端となっていく。


    えーと、正直レースの方はほとんど楽しめなかったな。
    ワクワクやドキドキな展開があまりにも少なすぎる。
    今作はあくまでもミネンコに関わるアレコレ。
    そして、その内容も結末も『サクリファイス』には勝てない。
    (比較ばかりしてたら、その本を純粋に楽しめないのはわかってはいるが…)

    それと、今作のタイトルは『イストワール』の方が良かったのでは!?
    こっちの方が全体を表している気がするよ。

    さてさて、それにしても、誓の恋の話も今後は展開されたりするのかな。
    こちらはちょいと楽しみだな。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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