〈新版〉本当にわかる 為替相場 マーケット参加者の心理学から経済指標の読み方、最新の予測ツールまで [Kindle]

  • 日本実業出版社 (2017年1月1日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 為替の初心者向け。経済指標・金融政策と為替の関係性などが教科書的にまとまっていて良いです。
    このシリーズの債券と金利も分かりやすいのでおすすめ。

  • 為替相場を学ぶ上での「教科書」のような位置付け。

    特にファンダメンタルで抑えるべき基本事項が列挙されている。

    本書単独で勝てるようになるとは思わないが、内容は理解しておきたい。


    以下、ハイライト部分。


    通貨の強弱を把握することは、為替相場の変動要因を分析するうえでも、非常に重要であり、そのためには、ドル円だけでなく、あらゆる通貨の値動きをチェックすることが必要なのです。


    いま為替相場全体の値動きを牽引しているのはどの通貨かを最も簡単に知る方法をお伝えします。そ れは、「ドル円」と「ユーロ円」と「ユーロドル」(ユーロの対ドル・レート) の3つの通貨ペア を、同時にチェックすることです。


    多くの投資家が取引を控えるビッグイベントの際にあえて取引をするということは、非常に大きなリ スクを伴います。イベント後の相場変動から得られるリターンに対して、リスクが高すぎるのです。


    しかし、以前に比べて、実需の取引がマーケットに及ぼす影響は、小さくなってきました。なぜな ら、ヘッジの手法が変わってきたからです。


    まさに投機筋が流動性を供給しているからです。


    外国為替取引では実際にお金が動いています。つまり、インターバンク市場で週末、外国為替取引が 行なわれない理由は、資金決済が不可能だからです。

            

    東京とロンドンの時間が重なる東京時間の午後3時~5時ごろは、いちばん市場参加者が多く、取引 が活発に行なわれる時間帯ともいえます。


    ドル円相場は、ドルと円の力関係を示しているということです。ですから、米国サイドの要因と日本サイドの要因をそれぞれ分けて考え、時間軸を考慮しつつ見通しを組み立てていく必要があります。


    ・相場のトレンドをつかんでいる

    ・損失を最小限に抑えることができる 

    ・相場観に時間軸を持って いる 

    ・相場のテーマを感じとれる 

    ・思惑やセンチメントの重要性を知っている という


    ただ、相場のテーマによって、市場参加者の経済指標に対する注目度が変わるという点には注意して ください。


    前述のとおり、就職活動をしていないと、失業者には含まれません。仕事を探さなくなる、ということは労働市場がむしろ悪化しているわけですが、それが失業者数にカウントされないため、失業率の低下という、あたかも労働市場が改善しているかのような結果をもたらしているのです。


    個人投資家で、中長期的な視野で相場をみていらっしゃる方は、雇用統計が市場予想を上回るか、下回るかという瞬時の「賭け」に参戦するよりも、結局のところ「遅行指標である」という点を念頭に置いて、少し長めのトレンドで雇用統計の結果をみていくことをお勧めし


    物価関連の経済指標で最も一般的に注目されるものとして、消費者物価指数(CPI) があります。


    ● ISM製造業景気指数──「マインド」を示しているため先行指標として注目される


    先に触れたようにFRBは「物価の安定」と「雇用の最大化」の2つを金融政策の責務としているの に対し、ECBは「物価の安定」のみを金融政策の第一義的な目的としています。

               

    ユーロ圏経済の約3割を占めるドイツの経済指標もチェックしておきたいところです。


    ます。また、自分の相場観を相手に言葉で伝えることによって、もし何か整合性がとれないことがあ れば気づくことも多いといえます。ぜひ一人で悩むよりは仲間をつくって相場を思い切り語り合って いただき、為替相場を楽しいと感じていただければ嬉しい


    第1に、ドル円相場のトレンドは、圧倒的に米国の為替政策に左右されているということです。


    相場で「当局者」という場合には、政治家のなかでもその政策に対する実行能力の高い要職にある方、首相や大臣、中央銀行総裁や審議委員、官僚のトップなど、その発言が相場に影響を及ぼす方のことを指します。


    加えて、もうひとつの特徴として、英国には北海油田があるため、ポンド相場が原油相場に左右されることもあります。


    そのため豪ドルは、商品相場に連れて振れる傾向がみられます。とくに金や原油などの先物相場が上昇すると、豪ドルも上昇する傾向があるの


    外貨預金であれ、外国為替証拠金取引であれ、何らかの形でリスクを取り、外貨に投資して初めて、相場観は磨かれていきます。


    いまがリスクオンなのか、リスクオフなのかは、世界の株価を見れば一目瞭然ですが、その「度合 い」や「強弱感」を計るものとして、VIX指数(ビックス指数:Volatility Index) が挙げられま す。

               

    FF金利先物と同じく、金利の先行きを読むうえで参考にされる指標として、OIS(Overnight Index Swap) のイールドカーブもあります。


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著者プロフィール

ソニーフィナンシャルホールディングス執行役員兼金融市場調査部長。為替アナリスト。
ファースト・シカゴ銀行、JPモルガン証券などの為替ディーラーを
経て、ソニー財務部にて為替リスクヘッジと市場調査に従事。
その後シティバンク銀行(現SMBC信託銀行)で
個人金融部門の投資調査企画部長として、
金融市場の調査・分析、および個人投資家向け情報提供を担当。
2016年8月より現職。
テレビ東京「Newsモーニングサテライト」、日経CNBCなどにレギュラー出演し、
金融市場の解説を行っている。
著書に『為替がわかればビジネスが変わる』『〈新版〉本当にわかる為替相場』
『ビジネスパーソンなら知っておきたい仮想通貨の本当のところ』などがある。

「2019年 『富裕層に学ぶ外貨建て投資』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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