サトさんの感想
2017年10月8日
ノベライズである。 マンガと映画の両方のよいところをうまく描いた感じ。 この小説単体というより映画も小説も両方見てから読んでよかった感じ。 この世界の片隅に自分を見つけてくれた人がいる。 それが救いであり幸せなんだろう。 苦しい中でもそれだけあれば。 そして見つけてもらったすずもまた、この世界の片隅にあの子を見つけた。 マンガ、映画、ノベライズ。 すべてひっくるめていい作品であった。 さて届いたBlu-rayを見るか。
こうの史代:1995年デビュー。広島市生まれ。代表作は「さんさん録」や、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞作「夕凪の街 桜の国」、アニメーション映画のヒットも記憶に新しい「この世界の片隅に」など。 「2022年 『ぴっぴら帳【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」