会社では教えてもらえない 仕事が速い人の手帳・メモのキホン 【会社では教えてもらえないシリーズ】 [Kindle]

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  • すばる舎
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感想・レビュー・書評

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  • (著者について)
    伊庭正康さん。リクルートが今ほどホワイトカラーになる前に在籍しており、若手の頃は終電帰りの生活を送っていた。そんな時に手帳をフル活用することで、毎日19時には帰れるように。リクルートで年間トップ表彰や、社内表彰を何度も受け、フロムエーキャリアの代表取締役も歴任した伊庭さんの、徹底的な効率化と圧倒的な成果を両立する時短術についてこの本に記している。

    (この本から得た学び、気付き)
    ・予定を組むときは主体的に。
    予定は埋まるのではなく、埋める。また、仕事ができる人の手帳は3週間先まで埋まっている。できない人は埋まっていても来週まで。仮の予定でもいいので先の予定もどんどん書いておく。
    ・記録は紙。管理はデバイス。
    メモをとるときは紙に記録。写真をとってデバイスで管理する。メモをとる時はスピード勝負なので、紙にペンで。管理するときは、検索ができるようにデバイスで管理する。
    ・予定+ 目的
    手帳に予定を書くときは、合わせて目的もメモ書きしておく。社会人は、成果をあげるために働く。常に目的意識をもつ。
    ・1週間は4日、1ヶ月は3週間
    工数を見積りするとき、1週間は4日、1ヶ月は3週間で算出する。
    ・忙しい時ほどリフレッシュタイムを入れる
    強引にでもリフレッシュタイムを入れることで、精神に余裕を持たせる
    ・記憶に頼らない
    とにかくメモすること。人の記憶は貧弱なので、絶対に頼らずメモをとる

    (感想)
    手帳・メモのキホンというタイトルということもあり、社会人歴の浅い私でも意識していることがいくつかあった。しかし、記録は紙。管理はデバイス。のように新しい気付きや、予定+目的、記憶に頼らない、といった当たり前だが実践しきれていない事は刺さった。社会人としての基礎力を身に付けるためには、当たり前のことを当たり前にやる力が大切だと思う。今回の学びを実践していきたい。
    また、今回の本とは関係のないことだが、読書を成果に結びつけるためには、毎日行うようなことについて書かれている本をセレクトすることが有効だと思った。

  • 要約
    手帳・メモの書き方、取り方についてよりコツを教えてくれる本。
    実際の手帳への記入の仕方から、仕事に臨む上でのビジネスマンとしてのマインドなども書いてある。

    感想
    手帳へのより効果的な記入の仕方はわかった。
    しかし、大前提として手帳に書いたことは必ず実行する、ということが見落とされている。
    自分が今既に実践していることもいくつか書かれていたが、結局書いたことをやらないので意味がない。手帳に書く前に人として自分がダメなことが浮き彫りになった。悲しい。

  • 【10分を2回で瞬読7000/分】
    スケジューリングは逆算で!
    やりたいことや休みなどはあらかじめ決めておくと、仕事に緊張感が出て捗る
    手帳やメモは紙がおススメ。
    記憶力はあてにしない。紙に書いて頭から追い出すと、あれもこれもやらなければという焦りが消えていく。紙に書いて写メしてデジタルに保存でもOK
    マンスリーでは同時進行や長期の企画を俯瞰してみる
    ウィークリーには細かい予定。会議だったらその会議で自分が何をしたいか、手に入れられるかまで書いてみる
    1習慣は4日1ヶ月は3週間で考える→ゆとりを持たせることが大事
    タスクは30分単位で。自分がどのくらい出来るかを知る
    タスクのかかる時間を予測して予定に組み込むと無茶な締め切りがなくなる
    他人の予定も欄外にメモ→他人にも気を配れるようになる
    忙しい日、憂鬱なタスクのある日にワクワクするスケジュールを入れて、「ワクワクする日」を増やす
    自己投資が未来の不安を消してくれる
    フリースペースで一人ブレスト
    悩みや愚痴も書き出してみる→一年後には笑い話に
    夢も書いてみる→実現可能になっていく

  • 仕事での手帳術・メモ術を記した本。

    新たに学んだこと
    ・無理矢理にでも「3週間前」の予定を入れる。見通す力がつく。
    ・気分がのらない予定が入っているなら、ワクワクする予定を入れる。例)クレーム対応がある日に映画を観る予定を入れることで、「クレーム対応の日」から「映画を観た日」に上書きする。
    ・プライベートの予定は最優先で入れて、ずらさない。

  • 自分にとっては、実践していることばかりだったため、実りは少なかった。

    バーチカル型が一番いいと言うのは、大賛成。
    個人的には、
    ・紙の手帳(頭の整理用)
    ・Googleカレンダー(相手との日程調整、仮押さえ用)
    ・リマインダー(隙間時間にやること)

    の三本柱でやるのがうまくいっている。

  • 今手帳がない。今までの手帳もしっくりこない。そのためにこの本を読む。どんな手帳がなぜ良いのかが知りたい!

    ・ウィークリーの手帳がおすすめ
    俯瞰して観れるから。連続して観れる。タイムスケジュールも入れやすい。

    ・アラートを締切前に3回鳴らす。
    何回も鳴らせば気づきますよね。

    ・上司やチームメートの予定も把握しておく。そうすれば先を見越した行動ができる。気が効くというスタンスを確立できる。

    ・何でも思ったことはメモに書く。
    書くことでそれが実現することもある。思考の外在化ともいう。
    思考は現実になるのナポレオンヒルを思い出すな。でも俺も転職しようと思ったから転職できたわけで。ORCを提案したかはMさんもその気になったわけで。だからとにかく書いてみることは大事。何でも外在化してみよう。

    ・移動時間はノートを見るのがベスト。DAIGOは朝ノートをお薦めしてたけど、それと同じイメージ。ノートは繰り返し読まないと意味がない。ノートは汚そう。

    ・打ち合わせメモは写真を撮るのも一つの手。最悪時間なければそのメモをアップすれば良い。

  • 基本的なことも、いい手帳のアイデアもあった

  • すでに実践していたことも多かったけど、自分がやっていることを振り返るのにもよかった。段取り苦手な人におすすめ。
    悩みどころは、A5のバーティカルで時間の幅がちょうどいい手帳がすごく少ないこと。時間の幅が1時間単位でしか書けなかったり、土日が平日より狭かったり、1日の時間が業務時間ぐらいまでしかなかったり。
    長年夢をかなえる人の手帳(藤沢優月さん)を使っているけど、タスクを15分単位にブレイクダウンして予定として入れたいので、本当はもっとスペースがほしい。かくなる上はシステム手帳+自作リフィルか、バレットジャーナルか…

    自分で実践してみるメモ:
    ・それぞれの予定で得たい成果、目的も一緒に書く
    ・3週先まで埋めて、先読み力を養う
    ・自分の締切を設定する。期限だけでなく、進捗目標も書き込む
    ・朝起きてすぐ何か作業する(メールチェックなど)→それがキックになって始業時間にはエンジンがかかっている状態に
    ・企画書はいきなり書かず、スキマ時間にメモをしておいて後でまとめる

  • 時間を先におさえるというのは試してみよう。手帳型は持つのをわすれるので、googleカレンダーを月表示から週表示に変更して試してみる。

  • ビジネスにおける手帳・メモの重要性を語った内容。

    内容はいわゆるノウハウ本ではない。
    手帳・メモをビジネスにおける重要なツールと位置づけ、効果的に使うことで、
    よりよいアウトプットやマネージができるようにすることに主眼を置いている内容だった。

    著者の勧める使い方ができている面もあれば、できていない面もあったが、
    明日からの業務おいて、本書で言う記憶力ではなく、記録力としての「メモ」を有効活用していきたくなった。

    ・タスクについては、所要時間も併せて考えること
    ・時間管理の単位を「時間」から「分」に変えること
    これらは早速意識していく。

    また、人生という仕事よりも大きい視点で言えば、
    もっともっと「消費時間」を減らし、「投資時間」に回していく・・・
    インプットを常に意識し続けていく。
    そして、そのインプットする時間も「確保する」という気持ちで、時間を無駄遣いしないようにする。

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著者プロフィール

(株)らしさラボ 代表取締役
株式会社らしさラボ代表取締役。1991年リクルートグループ入社。法人営業職として従事。プレイヤー部門とマネージャー部門の両部門で年間全国トップ表彰4回を受賞。累計40回以上の社内表彰を受け、営業部長、(株)フロムエーキャリアの代表取締役を歴任。2011年、研修会社(株)らしさラボを設立。リーディングカンパニーを中心に年間200回を超えるセッション(営業研修、営業リーダー研修、コーチング、講演)を行っている。実践的なプログラムが好評で、リピート率は9割を超え、その活動は『日本経済新聞』『日経ビジネス』『The21』など多数のメディアで紹介されている。Webラーニング「Udemy」でも営業スキル、リーダーシップ、時間管理などの講座を提供し、ベストセラーコンテンツとなっている。

「2023年 『やる気ゼロからフローに入る 超・集中ハック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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