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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (364ページ)
感想・レビュー・書評
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ハイチの呪術をちょっとからめ、豪華客船の旅という異色の舞台での(一応)奇跡調査と殺人事件捜査のお仕事。最後の最後にお約束のロベルトの手料理(いつもながら美味しそう!)。
なんというか、このシリーズは私の心のオアシスとなりつつある気がする。心が疲れている時や現実に追いまくられている時に読むと、心が穏やかになってほっとする。不思議だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第12弾。
ハイチでの公務後に休暇をとるように命令された平賀とロベルト。豪華客船のオーナーに誘われてカリブ海クルーズに出ると、海が割れて巨大な十字架が浮上するという奇跡に遭遇する。休暇返上で奇跡解明につとめるが、殺人事件も発生して…
今回は奇跡の解明はそれほど難解ではなく、ハイチの歴史やヴードゥーの呪術の蘊蓄に唸った。
平賀とシン博士のメールのやりとりは相変わらず笑える。ラストはちょっとモヤモヤで今後の展開が気になる終わり方。