バチカン奇跡調査官 楽園の十字架 (角川ホラー文庫) [Kindle]

著者 :
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感想・レビュー・書評

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  • ハイチの呪術をちょっとからめ、豪華客船の旅という異色の舞台での(一応)奇跡調査と殺人事件捜査のお仕事。最後の最後にお約束のロベルトの手料理(いつもながら美味しそう!)。
    なんというか、このシリーズは私の心のオアシスとなりつつある気がする。心が疲れている時や現実に追いまくられている時に読むと、心が穏やかになってほっとする。不思議だ。

  • シリーズ第12弾。
    ハイチでの公務後に休暇をとるように命令された平賀とロベルト。豪華客船のオーナーに誘われてカリブ海クルーズに出ると、海が割れて巨大な十字架が浮上するという奇跡に遭遇する。休暇返上で奇跡解明につとめるが、殺人事件も発生して…
    今回は奇跡の解明はそれほど難解ではなく、ハイチの歴史やヴードゥーの呪術の蘊蓄に唸った。
    平賀とシン博士のメールのやりとりは相変わらず笑える。ラストはちょっとモヤモヤで今後の展開が気になる終わり方。

著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズは累計140万部を突破するヒットとなり、アニメ化もされた。他の著書に「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2022年 『バチカン奇跡調査官 秘密の花園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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