- KADOKAWA (2016年12月24日発売)
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感想 : 47件
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Amazon.co.jp ・電子書籍 (300ページ)
みんなの感想まとめ
独特な世界観が魅力のこの作品は、自己増殖した横浜駅が本州を覆い、人々がSuicaを内蔵して生活するというユニークな設定から始まります。主人公は駅外に住む少年で、横浜駅内に足を踏み入れ、様々な出会いや冒...
感想・レビュー・書評
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世界観を楽しむSF。にやりとできるネタがあちこちに散りばめられていた。イコカシステム大好き。
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横浜駅が増殖から北海道と九州が全線基地。
村さのんな中、1人の異物の少年が決断をする。
良いエンタメSFでした。 -
面白かったです。「自己増殖した横浜駅が本州を覆い尽くして、人々はSuicaを内蔵してエキナカで生きている」という解るようで全然解らない世界観が好き。
冬戦争という世界大戦中に統合知性体というマザーコンピュータみたいのをJRの駅に搭載しよう、そこなら全部攻撃して破壊するにも時間を稼げるし、壊れても修復出来る機能も搭載して…としたら、横浜駅が暴走して本州を全て横浜駅に。
主人公は駅外に住む人だけど、18きっぷを手にして横浜駅内へ行ってみることに。キセル同盟のリーダーを救うことと、“教授”からの指令で42番出口を目指して。
その間に、JR北日本の工作員アンドロイドと出逢ったり。どうやら北海道と九州のJRは横浜駅の侵攻に抗っているようです。四国は微妙に侵食されて無法地帯に。
JR北日本は“ユキエさん”という人が統合知性体の言語を解読して横浜駅自体の構造を破壊出来てるけど、JR福岡は軍事で横浜駅を攻撃してるのが修羅の国っぽくて笑いました。関門海峡狭いもんなぁ。。
結果的に横浜駅を消滅させるコードを送信出来たのは凄いけど、ここまで浸透してる横浜駅が消滅したら日本はどうなるのかな…政府は横浜駅に追い詰められてとっくに無いし、エネルギーや産業?も横浜駅に頼り切ってたしなぁ。
『永遠に工事が終わらない横浜駅』からここまで世界を膨らませた湯葉さん凄いです。横浜駅の工事は終わったみたいだけれど。
全国版も読むのが楽しみです。 -
あとがきにある『BLAME!』のくだりでニヤリと。小ネタ満載でずっと楽しめました。
説明主体の文体について色んな感想があるみたいですが、ハードSFや理系文書に慣れていれば気にならないと思います。
私はaudibleで聴きましたが、カクヨムで今も読めるとのことで、興味のある方は一読されて気に入ったら購入などどうでしょうか。
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154905871 -
「横浜駅が増殖する」という設定だけの出オチかと思ってたら、わりとガチだった。横文字より漢字が多い。
よくあるディストピアSFの体を取りながら、膨大な固有名詞=地名で上書きされる様が新鮮だった。言葉の作りも良い。「JR統合知性体」とか。冒険小説でもあるので楽に読める反面、細かい設定も多いので、すこし頭に入りにくいところはある。 -
ギャグ狙いと思いきや、しっかりと腰の入ったSFで大満足。
こういうのがいいんだよ。こういうのが。 -
横浜駅が自己増殖して本州を覆い尽くした未来世界を描くトンデモSF長篇。
作者によると横浜駅は開業以来工事が絶えたことがなく、「日本のサグラダ・ファミリア」と呼ばれているそうだ。そんな現実を踏まえて虚構を構築した設定はとんでもないが、確かな文章力と巧みな構成でぐいぐい読ませる。
駅構内に入るためにはSUICAが必要とか、ガードロボット《自動改札》とか、ギミックも豊富だ。
第1回カクヨムWeb小説コンテストSF部門大賞受賞作。
kindleではない電子版。 -
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カクヨムWeb小説コンテストSF部門大賞を受賞▲日本は<横浜駅>に支配されていた。エキナカを追放されたある男から、この「18きっぷ」で人類を解放してほしいと…▼鉄ちゃんが読んだら怒り出すのではないかと思うほどの鉄道軽視作品、リニアは別だが…。巻末の特別付録が始まりだそうだ。設定しだしたら止まらず書いてしまいました的でgjですね。本州であれば北から南まで、横浜駅徒歩〇分と言えそうなシュールさがツボ。水戸のアレは年々伸長しているのか南無…。作者紹介に生物学研究者とあり不覚にも笑ってしまった。失礼(2016年)
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アィディアは素晴らしいのだが、ストーリーが面白いかと言われると微妙。
SFのうんちくはいいけど登場人物のキャラが薄く全く魅力がない。
話しも淡々と進んで、クライマックスらしいクライマックスもなく終了。
途中からただあらすじを読んでいる気分になった。 -
独特の世界観があって、中々面白い。
あとがきを読むと椎名さんのアドバードに影響を受けたと書いてあり、頷ける。漫画で読むとまた
楽しいのかな? -
横浜駅SF【電子特典付き】 (カドカワBOOKS)[Kindle 版] 2021ブラックフライデー 導入部分で、ずっと前にSFマガジンで読んだ「梅田地下オデッセイ」を思い出した。梅田の地下街から出られなくなった話だったと思う。なんとなく検索してみたら、著者の堀晃氏が公開されていた。http://www.sf-homepage.com/ume/ume_s-j.html いい感じでストーリーが展開するが、なんだか流動荼毘なエンディングを迎えて、あとがきに進むと、続編が有ったのね。
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横浜駅が拡張し、日本列島を飲み込む世界。
「実際の滅亡は想像よりも遥かにしつこく、嫌らしく、粘っこい。」 -
発想がすごくいいと思った!
ただ、やっぱり私にはSFってのが、合わないのかなぁと思った。
個人的にはSFであろうとも、もっと人間の描写があってもいいよな。とは思う。
後、JR福岡の件丸々いらんのではと思ったり。 -
日本は勝手に増殖する「横浜駅」に支配されていた。
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横浜駅が終わらない工事をし続けているという有名な現象を知っている身としては、「自己増殖する横浜駅」というあらすじで既に出オチ感満載だが、中身もちゃんと面白かった。まず1ページ目の設定資料で既にワクワク。JRはジャパン・レールウェイじゃないよ。
横浜駅は工事をし続けていることが完成形、というツイートから着想が始まった話らしく、ある種のノリのようなものは一貫して感じる。suikaといった聞いたことのある単語から、意味ありげなタイミングで理系単語、そして有名SFのタイトルをパロって章タイトルにするというあたりでそのマインドをひしひしと感じることができる。緻密なサイエンス・フィクションというよりは、世界観のノリに入り込めるかどうかが、この物語の面白さの理解に関わってくる。とはいえ、ガッツリラノベのような厨二要素はそこまでないので、入り込めなくても、例えよくわからない単語が出てきても、テンポの良い構成により、すっと読んでいけると思う。 -
話題になった頃に読もうと思っていたがすっかり忘れていた。うっすらとしたイメージの何倍もスケールもシリアスさも高く、楽しいSFアドベンチャーだった。横浜駅が本州全土を覆ったという設定の都合、駅と駅を結ぶ電車が消滅するわけで、そうすると必然的に移動手段、距離が限られるかと思っていたが、そう解決したか…… という感じ。トシルの存在がだいぶ舞台装置めいていたのが気になったが、掘り下げられてもなあ…… というのもあるので、まあ。
著者プロフィール
柞刈湯葉の作品
