Little Fires Everywhere: 'Outstanding' Matt Haig (English Edition) [Kindle]
- Little, Brown Book Group (2017年9月12日発売)
本棚登録 : 15人
感想 : 6件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・電子書籍 (498ページ)
みんなの感想まとめ
母と子の関係を中心に描かれたこの物語は、異なる文化や価値観が交錯する中での家族の絆と葛藤を深く掘り下げています。中国系の母親が白人家庭で育てられる子供の文化的アイデンティティを巡るシリアスな親権争いや...
感想・レビュー・書評
-
Fun read.
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母と子の関係のお話。
中国系の母親が産んだ子供を白人の家庭で用紙として育てる場合、その子に中国文化に触れさせなければならないというトーンの描写がありました。
それも、家庭の方針などの軽い話ではなく、裁判で親権を争うシリアスな場面で。
アメリカでは、親の出身文化がそれほど重視されているとは知りませんでした。 -
Primeドラマの方を観た。
芸術家活動している描写がよかった。
クリエイターやデザイナーとアーティストの違いってここだよなと思っているところが可視化されている感じ。
みんな自分の過去の延長線上で生きてるのかもしれない。
わたしはどの過去の延長に立っているのだろう。 -
Shaker Heightsに住むRichardson一家は、2代前からShaker Heightsに住み、Shaker Heightsの住人が皆通う幼稚園、学校で育ち、大学は一旦外に出るもまた子育てのタイミングでShaker Heightsに戻ってきたほど、そのエリアに惚れ込んでいる。
育ちがよい人々の集合体の中では目立ったトラブルもなく、自分たちの生活や血筋に誇りを持ち穏やかな幸福に満ち溢れているとされる生活を、子供にも享受させたいという気持ちは誰しも親なら持つだろう。
幸せだけど、約束された未来をただ歩むだけでは物足りないと思うMrs. Richardsonは家の一室を貧しい家族に安く貸すことにより、他のコミュニティとの繋がりをもち、慈善活動をしてるという自尊心も保ちながら生活をしていた。
物語はRichardsonの家で火事が起きるところから始まる。それは始まりでもあり終わりでもある。
MiaがIzzyに仕向けた始まりなのか?いや、ただMiaとPearlが加わった生活で何かを気づき始めていたがまた彼らが去ったことにより忘れかけてしまうRichardson一家の終焉なのか。
とにかく面白い。
同じ家に住んでいても、人は目の前の人を知ることができないでいる。読むごとにその人の心がわかり、当たり前だがそこにはストーリーがあり、それぞれは共感できるのが、家族として集まると、異なる価値観の集合体としてみるとかなりストレスフルでいざこざが起こる。
この本は加えてアメリアで暮らすチャイニーズアメリカンとの生き難さや他のracialな問題もテーマにあり、それがまたこの本を面白くさせている。
これが良いのだと確信を持った未来を築くために必要なのは、本当に自分と同じ角度から物を見てる人間だけなのだろうか。
世界平和を願う中で、一番大事なことは他を理解しようとする気持ちや姿勢なのでしょうが、はて、目の前の家族ですらそれは難しいのとなのではないか。
読み終えて、著者のタイトル付に唸る。Little fires, Everywhere。
文章も読みやすいので、おすすめの一冊! -
オハイオのアップタウンに暮らす金持ち家族。慈善目的でアパートを安家賃で貧しい人に貸しており、そこにシングルマザーと娘が越してきて、2つの家族が交わっていく。話が進むにつれて、シングルマザーの悲しい過去が明らかになっていく。さらに、捨て子を養子にした家族と実の母親の裁判も絡んで。。。様々な家族模様を、秀逸な心理描写で描いた、おすすめの一品です。
-
すごくおもしろかった。英語も読みやすいと思った。
アメリカの郊外、裕福で品のいい閑静な住宅地に住むリチャードソン一家。夫は弁護士、夫人は地元新聞の記者、子どもたちはなに不自由ない高校生。エレノア夫人は所有するアパートメントを恵まれない境遇の人に安く貸していて、そこに各地を放浪しているようなアーティストのミアとその高校生の娘が入居する。リチャードソン一家とその母娘が交流することになっていろいろと問題が起きてきて…という。
青春モノであり、親子モノであり、そのほかに代理母や養子の問題もでてくるし、ミステリ要素もあり、女性の生き方的な話でもあるし、芸術家の作品ができるまでみたいなエピソードも読めるし、さまざまな要素がからむので読んでいて全然飽きなかった。
完璧な人生のように見えるリチャードソン夫人も、才能があって自由だけれど問題も抱えるミアも、一概にどちらがいいとも思えないし、ほんとうに人生いろいろだなあと。(浅い感想。。。)ただ、やっぱり、それが善意からであっても、「これが絶対にいい」っていう決めつけとか押しつけはよくないなあと。(小学生の感想か。。。)受け入れる、ってことが大事かと。。。
いろいろあった問題が解決されることはなく、だれもハッピーになったりはしないままに終わってしまうのだけれど、それでもラストにものすごく希望を感じて、すごくさわやかで、それがとてもよかった。
CelesteNgの作品
