妻が椎茸だったころ (講談社文庫) [Kindle]

  • 講談社 (2016年12月15日発売)
3.13
  • (1)
  • (4)
  • (8)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 85
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・電子書籍 (132ページ)

みんなの感想まとめ

独特の設定と不思議な世界観が魅力の短編集で、個々の物語は理解の境界を揺さぶるような内容が特徴です。タイトルから興味を引かれる作品が並び、「妻が椎茸だったころ」や「ハクビシンを飼う」など、偏愛に満ちたス...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あれ? あれはほんとのことだったのだろうか?
    なんて思うことも増えてきた今日この頃。
    私の妻が椎茸だったころは流石にもうあまり覚えていないけれど…

    結局チャレンジして得意料理にしてしまっている姿、目に浮かびます。
    かわいいじゃないですか。嫌がっていたのにね。

    自給自足でささやかな老後を過ごしている姿は(さらに+ハクちゃんもいるけど)、西の魔女が死んだに通じるところもあるなあ、と。
    まわりからなにか採ってきて調理して…、ああ、おいしいなっ、と思えるのはとても幸せなのかもしれない…(買ってきてとか、とかどこかに食べに行く、というのと違って)

  • 表題の『妻が椎茸だったころ』、『ハクビシンを飼う』は個人的には良かった

  • 亡くなった妻が残したレシピ帳。日記帳でも雑記帳でもあるようなメモ帳。スープのスープ。愚痴。自慢。そして、表題の椎茸についての記述。その他4つの短編小説。

  • 完全にタイトル買い。

    物語が5つ入った短編集。「リズ・イェセンスカのゆるされざる新鮮な出会い」、「ラフレシアナ」、「妻が椎茸だったころ」、「蔵篠猿宿パラサイト」、「ハクビシンを飼う」

    裏表紙には「偏愛」短編集と書かれている。たしかにそんな感じ。どれも、理解できるところとできないところの境目にあるようなお話だった。

    設定が変わっていて面白いので、どんどん読めた。こういう、ちょっと変で不思議なお話はけっこう好き。

    夢中になって読むような感じではないのだけれど、ひとつひとつは短いお話ながら、じんわりと余韻が残った。

  • 日常の中の怪奇・神秘・不思議。そうでも、ないか。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1964 年東京都杉並生まれ。小説家、エッセイスト。出版社勤務、フリーライターを経て、2003 年『FUTON』でデビュー。2010 年『小さいおうち』で第143 回直木三十五賞受賞。同作品は山田洋次監督により映画化。『かたづの!』で第3 回河合隼雄物語賞・第4 回歴史時代作家クラブ作品賞・第28 回柴田錬三郎賞を、『長いお別れ』で第10 回中央公論文芸賞・第5 回日本医療小説大賞を、『夢見る帝国図書館』で第30 回紫式部文学賞を受賞。

「2022年 『手塚マンガで学ぶ 憲法・環境・共生 全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中島京子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×