ひとつしかないもの【電子限定特典つき】 (B's-LOVEY COMICS) [Kindle]
- KADOKAWA (2016年12月15日発売)
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感想 : 2件
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みんなの感想まとめ
テーマは、兄弟の複雑な関係性と自己肯定感の葛藤です。穏やかなリーマンと刹那的な双子の兄の物語は、兄が抱えるコンプレックスや心の痛みを描き出しています。兄は弟に対する期待やプレッシャーに苦しみ、自暴自棄...
感想・レビュー・書評
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穏やかリーマンと刹那的な双子の兄のお話し。
元々は櫻井先生の最新作に惹かれたんですが、3月最後だし1巻完結の作品を読んで、3月の冊数に入れたいと思ってましたが…結局入りませんでした(^_^;)
最新作もこのあと購入して読みたいと思います。
人当たりが良く甘え上手でみんなから好かれる双子の弟。そんな弟にコンプレックスを持つ兄の話です。
『お兄ちゃんでしょ』『お兄ちゃんだから』…これ私も姉なのでこの言葉が嫌なの良く分かります。
好きで先に生まれたわけじゃないのに、下の面倒を見たり譲ったりを強要されるの「なんで?」って思いますよね。
でもきっと下は下でアルバムに自分だけの写真が少なかったり、いつもお下がりだったり、やっぱり上への不満は抱えてるんだろうな〜…。
しかしこういうパターンって、たいてい出来の良い兄にコンプレックスを持つ弟の話が多い気がするんですけど、兄メインなのは珍しい…。
中盤まではとにかく心を閉ざして自暴自棄な兄が痛々しく辛かった。
何が辛いかって、その弟や弟を甘やかす母に当たり散らさず、自分で抱え込んじゃうとこですよね。
こんな風にしか思えない・生きられない自分が嫌いで、そんな自分を痛めつけて欲しいと2丁目で男娼紛いの行為を繰り返します。
そんなときに現れたリーマンとの出会いが、
兄の価値観や考え方に少しずつ影響を与えます。
包み込むような、まさに救済BLという作品でした。
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