鬼平犯科帳「血頭の丹兵衛」【文春e-Books】 [Kindle]

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  • 2017.1.8honto版入手
    2017.1.29kindle版入手

  • アニメ化記念に無料で読める短編のひとつ。昔は温厚だった盗賊の頭が血なまぐさい男に豹変してしまったのが物悲しかった。かつて同じく大盗賊だった人が、あいつはそんなことをしないと信じていたのもつらい。事件は解決したけどバッドエンドなのが印象的だった。

  • 『現代は人情蔑視の時代であるから、人間という生きものは情智ともにそなわってこそ〔人〕となるべきことを忘れかけている。情の裏うちなくしては智性おのずから鈍磨することに気づかなくなってきつつあるが、約二百年前のそのころは、この一事、あらためて筆舌にのぼせるまでもなく、上流下流それぞれの生活環境において生き生きと、しかもさりげなく実践されていたものなのである』

    ググッときた本文の言葉。
    下は検索かけたら出てきた内容。

    https://www.jtex.ac.jp/site/?p=873&fbclid=IwAR2eTYetqiKMGqwYTDFp4-xNCsjJLbn1uF7gffKwf4TgvChUaJ4v1IbM6zs

    『最後に国際日本文化研究センター准教授で歴史家の磯田道史みちふみ氏は、平成29年に「徳川がつくった先進国日本」(文春文庫)と題する本を著あらわし、はじめに次の様に書いている。
     江戸時代260年は、この国の素地をかたちづくった時代です。歴史家として確言しますが、落した財布が世界で一番もどってくる日本、自動販売機が盗まれない日本、識字率が高い日本人、これらは明らかに「徳川の平和」のなかでできあがったものです。』

  • 【アニメ「鬼平」第一話の原作となった短編】「血頭の丹兵衛」と名乗る怪盗が江戸市中を荒らしまわっていた。
    盗みに入った家の人間を皆殺しにする残虐な手口に、江戸っ子は恐れおののき、たまりかねた当局は長谷川平蔵を火付盗賊改方へ戻した……

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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