話せば長いふたりの話【ペーパー付】 (arca comics) [Kindle]

著者 : こめり

• ジュリアンパブリッシング (2016年12月24日発売)

感想・レビュー・書評

[たなかさんの感想 · 2020年9月26日]

［ふゆ side］

　片や漫画家。片や証券会社勤務。つきあい始めた当時は学生だった同級生同士。出会いはコミケ。とかいう、ある種地に足がついている話。ひとつひとつのエピソードが、いろいろとわかるわかるで、ふたりのあいだでずれちゃっている常識の範疇とか、それでも互いにずっと大好きだったりとか、ちょっと離れそうな雰囲気を醸し出しつつ、実際にはそんなことには絶対にならなくて、という、長い期間つきあっていて同棲に雪崩れ込んだふたりの、よくありそうで、話せば長い、そんな日常生活。本当に、大きな展開はほとんど生じないのに、わかるわかる、と頷きながら、とても楽しく読み終えてしまった。きっとこのふたりはこのまま、ゆるゆるとつきあい続けていくんだろうなぁ、つきあい続けていってほしいなぁ、そんな気にさせてくれる漫画でした。

　主人公ふたりの話もとても面白いのだけど、東西コンビの話もとてもとても気になるので、まとまった話にならないかなぁと、ずっと心待ちにしている。無理かなぁ。

[ぴおねさんの感想 · 2019年1月31日]

長く付き合っている二人の何気ない日常が描かれています。お互いに色んな不満もあったりするけど、好きだから一緒にいるっていうのが伝わってきて幸せな気持ちになれました。

[にこぱ★さんの感想 · 2018年5月18日]

付き合ってる二人の話。まったり、たまに喧嘩したり仲直りしたり嫉妬したり、ゆるーいけど好きな話でした。

[komaさんの感想 · 2017年4月4日]

漫画家×リーマン。元々ファンだった事から付き合うようになり学生だった二人も社会人になり同棲も始めて、まぁ小さな不満は時々あっても穏やかな日々。長いけどとくに事件もなくただただ甘い生活を見る作品。癒されます

[ariesさんの感想 · 2023年7月24日]

作者様曰く“始めから終わりまで何の問題も無い二人の話”が描きたかったそうです。

漫画家の攻めと商社マンの受け。攻めは結構いい加減で、久々の豪華ディナーデートの予定も〆切が予定通り終わらずにお店で待ちぼうけ食わされる受け。受けは攻めが同人誌を描いてる頃からの大ファンでプロになっても今でも一番のファン。そしてアシスタント的なこともこなせてしまう。
いつも一緒にいられないから同棲しよう！と思いつきで攻めが言ったのであっさり同居開始！
同じ家に住んでるのは良い！でも、やっぱり色々あるよね？！不満というわけじゃ無いけど、ね？というお話でした。
会社の先輩、東野さんのお話も読みたいです！

[みかんさんの感想 · 2022年6月13日]

【話せば長いふたりの話】→【話せば長いふたりの話 それだけの話】

なんかいいなあ、この話
一応、男前受け？かな

[Nゃん子さんの感想 · 2021年9月8日]

Kindle unlimited にて読了。
コミケで知り合った同人漫画家(慎也)×その熱烈なファンのオタク(ハルちゃん)同い年。
ハルちゃんは証券会社に就職して、趣味でイラストを投稿(かなり上手い)するような堅実派、慎也は漫画家になるけど色々ルーズ、噛み合わなくなってきたところから始まる話。
慎也がハルに感じる劣等感や日常の些細な不和や仲直りラブラブ、2人のやりとりがとても面白い。
特に大きな山場があるわけではなく淡々と進んでいく面白さ。楽しかった。

[あずみさんの感想 · 2020年6月5日]

最初から最後までラブラブだけどちゃんと2人なりに一緒に過ごす努力してるところがよかった。付き合うってこういうことだよね。それには男女とか男同士とか関係ないよな〜って思えてよかったな。受けが思いの外高スペックなのが意外でいいんだけどそんな受けが攻めの漫画にベタ惚れで面白い。あと東野さんと彼氏の話が読みたい！！

[kitkityoさんの感想 · 2019年10月2日]

こめりさんのこの本持ってなくて、慌てて電子で購入。よかったー。きゅんきゅん。

[ねこさんの感想 · 2019年4月14日]

まんが家と証券マン（しっかりしてる。ただしめっちゃおたく）のカップルが別れそうになったところからなんとなくまた平和になるところまで。
絵が安定していない？ので過去回想が入るたび誰が誰だか気をつけながら読まなくてはならないという…