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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (222ページ)
感想・レビュー・書評
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ノスタルジックなSF小説。北野調ですねえ。SFという言葉からは想像つかないほど柔軟でやさしい文章。
ゆるやかに変形し、破滅に向かう世界。仮想と現実、他と自己との区別が曖昧で、読んでるうちに確かなものがわからなくなってくる。
記憶の集大成が人格であるならば、自分とは何なのだろう。
なんだか忘れられた古いおもちゃ箱をのぞいているような気分になりました。
・・・あとがきも、小説のようです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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