ガイコツ書店員　本田さん　2 (MFC　ジーンピクシブシリーズ) [Kindle]

著者 : 本田

• KADOKAWA (2016年12月24日発売)

感想・レビュー・書評

[おかゆさんの感想 · 2021年10月27日]

同業界作品は実のところ「綺麗事書きやがって……」となりがちなのですがこの巻の飲み会の話とかおまけ漫画没の道とかとてもおもしろかったです……本田さん良い人……

[karvadraさんの感想 · 2018年11月1日]

書店員さんの実録お仕事漫画、第2巻。

本田さんいわく「あらゆるモラルが崩壊した戦場」であるところのコミック売り場では、今日も今日とて悲喜こもごもな人間ドラマが展開します。

漫画家のSNS力で売り場が爆発していたり、漫画原作のメディア化でフェアが爆発していたり、エロい漫画に頭を悩ませたりと、今日も本屋は平和です。

しかし、普段なにかと悪し様にいわれがちな「取次」さんがアイドル扱いなのは面白いですね。所変われば品変わる、ということでしょうか。

著者プロフィール

本田（ほんだ）
漫画家。書店コミック売場で10年間働いた経歴がある。
書店で起きたことを漫画化してpixivで公開したことが『ジーンピクシブ』での『ガイコツ書店員本田さん』連載に繋がる。2015年単行本化され、3巻まで刊行された。2018年10月、アニメ化。
2018年7月8日読売新聞記事によれば、元・味の素常務取締役の故・若松八郎が祖父にあたる。幼少の頃アドルフ・ヒトラーをドイツで見たことがあるという祖父の存在が、作中における外国人客の巧みな描写に影響しているという。
ほか、ジーンLINEで『ほしとんで』を連載中。