古代オリエントの宗教 (講談社現代新書) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.33
  • (1)
  • (1)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 38
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (233ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • gnosis,グノーシス=a spiritual knowledge or insight into humanity's real nature as divine.

  • 聖書ストーリーがいかにして東方へと広まっていったかを書いた本。オリエント固有の宗教そのものというよりも、それらが聖書ストーリーに取り込まれていく様子を書くのがメイン。なので舞台は紀元後となる。

    聖書が広まるに連れて、信徒だけでなく、ゾロアスター教のザラスシュトラや仏陀さえも聖書ストーリーのキャラとなってしまう。例えばイエスの誕生を祝福した3賢者は、ザラスシュトラの弟子たちであり、彼が誕生を予見したことでベストなタイミングでやってきたのだという。

    さすがは世界最強のロングセラーと言うべきか。二次創作も盛んである。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

昭和19年生 名大卒 愛知淑徳大学非常勤講師 「中原中也の会」理事 詩人 作家 文芸評論家
著書「星からの風」(新潮新人賞)「中原中也」「幕末漂流 日米開国秘話」ほか

「2019年 『季刊文科 79号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

青木健の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×