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感想・レビュー・書評
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死んだ妹の恋人と付き合う。この三角関係の変わっているところは、妹→男→姉→妹となっている。死んだ人に対する罪悪感は一生消えないだろうし、周囲の祝福は絶対に得られないだろう。けっこうお先真っ暗なわりに軽く明るい感じで新しいスタートを切ったのが逆に不吉。
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2017/01/25 読了
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よくある三角関係ものだが、そのうちの1人は1話の時点で亡くなっている。
妹を生きがいとし、継母と妹どちらにも気を使ってきた姉。その姉にそっと惹かれてしまった妹の婚約者。亡くなってしまった妹。
1巻の時点では妹は、姉と妹の婚約者の中の記憶やイメージでしか無かったが、2巻では妹のブログの発見により、彼女が実態を持って迫ってくるような緊迫感がある。
最後の呪いの正体、その付き合い方はさっぱり表現されているが、その分覚悟の重さが伺える終わり方だった。2巻だか、その読み応えは長い小説を読んだ後のようなかんじで、とても読み応えのあるものだった。
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