何者 DVD 通常版

監督 : 三浦大輔 
出演 : 佐藤 健  有村架純  二階堂ふみ  菅田将暉  岡田将生  山田孝之 
  • 東宝
3.24
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本棚登録 : 509
レビュー : 111
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104106643

感想・レビュー・書評

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  • 人気の朝井リョウさんの本すら、まだ一度も読んだ事のない、私だが…以前から気になっていた映画を先に、しかも今頃、観た自分ですが…豪華キャストの中、「なるほど〜」って妙に頷けるリアルな内容だった。何だか、パッとしないような暗いというか抑えた感じで、話は進んでゆくが…なかなか、興味深い面白い作品だった。
    現代の就職活動の実態に迫りつつ、今風なwebでの試験的な事とかディスカッション形式の面接とか…「へぇ〜」って今時を感じた(笑)
    しかし、面接官は結局、ほぼ変わらない目線で人事を決めてるんだなぁって思った。
    就職に於いて、内定を受ける者、受からない者の差が、すごく理解出来る作品だった…だからと言って今の自分には全然、無縁の就職戦争なのだが…。かなり、怖かったTwitter 依存(しかし、Twitter 打つのメチャ速いなぁって妙なところで感心してしまった(^^;しかも、アカウントまでバレバレになるところ…まさに現代風)就職についてだけでなくても、個々の心理戦分かるなぁって思いながら観て、作者は鋭いなぁって思った。
    結局、本音と建前を、上手く立ち回らないと見てる者には分かるって事はいつの世も同じかもしれない

    「桐島、部活やめるってよ」の原作者として知られる朝井リョウが、平成生まれの作家として初めて直木賞を受賞した「何者」を映画化。就職活動を通して自分が「何者」であるかを模索する若者たちの姿を、佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之という豪華キャストの共演で描いた。監督・脚本は、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「愛の渦」といった映画でも高い評価を得ている演劇界の鬼才・三浦大輔。演劇サークルで脚本を書き、人を分析するのが得意な拓人。何も考えていないように見えて、着実に内定に近づいていく光太郎。光太郎の元カノで、拓人が思いを寄せる実直な瑞月。「意識高い系」だが、なかなか結果が出ない理香。就活は決められたルールに乗るだけだと言いながら、焦りを隠せない隆良。22歳・大学生の5人は、それぞれの思いや悩みをSNSに吐き出しながら就職活動に励む中、人間関係は徐々に変化していく様を描いている。
    形は違えど、な〜んにも考えてないような人間が上手く世間を駆け上がり、物事がスムーズにゆく様に「何でだろう」って感じる事もあったような気がする「一体、何者?」って感覚
    そして、自分に対しても「何者なんだか…」って感じる事も…巧く捉えた作品だった。

  • SNS上で誰かを評価することが当たり前になっている。

    誰かを勝手に評価する誰かは何者でもなく何様なんだろう。

    リアルな話で、なんだか少し苦しくなる。
    自分も何様になってしまう時がある。

    何かに依存して生きている人は多い。
    自分としっかり向き合うのが怖かったりするからなのかな。SNS上では、自分ではない誰かになれるからなのかもしれない。何様になっていられるのは、心地よいのだろう。

  • 霧島部活やめるってよ の 朝井リョウ原作。
    またしても心の内側へむいたベクトル感あふれる物語。
    見たくない部分を晒されたように感じる人も少なくないのではないでしょうか。

    ツイッター、フェイスブックがデフォルトの世代にとっては
    あるいはそれ以前の世代にとっても嫉妬や憎悪のはけ口は
    何かしら持っているもので
    それは誰にも見せない、あるいは自分だと隠してつづるものだから
    それがバレた時のジ・エンド感はハンパない。
    そのジ・エンド感を見せつけられる映画だから見ていて痛い。
    舞台演劇が主の監督ならではの見せ方もあって
    斬新で、ドラマチックに仕上がっていると感じました。

    俳優陣は文句なしの今をときめく若手実力派総出演。

    誰の胸の中にもある傷物語であり青春賛歌でもある。

  • 就活が嫌だったこと、SNS好きをバカにしながらSNSしてること、自分を特別だと思ってること、思い当たることありすぎて、えぐられすぎてつらかった。嫌な気持ちしか残らなかった。もう二度とみたくない。

  • 2018.01.12
    就活とSNS。
    数年前に就活を経験したので、中がとってもリアルで、思い出して、なんとも言えない気持ちに。私は就活で苦戦した人なので、何がやりたいのか分からない気持ちや、どんどん面接に落ちて自分を否定された気持ち、他人と協力しつつも協力しきれない気持ち、どれも凄く分かる。
    匿名だからこそ書ける本音や、評論家ぶる所(それを言うと、このブクログもレビューと言うより、つい評論家ぶってしまう所もあるから一緒なんだろうけれど)、それが身近な人にバレた時のいたたまれなさ。
    夢を追うか、現実的になるか。
    「面白い!」って内容では無いけれど、どうなるのか目が離せない、色々考えさせられる、とても現代的な内容でした。

    それにしても…
    佐藤健、有村架純、菅田将暉、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之と、キャストが豪華!有村架純ちゃんが可愛かった。

  • 原作の雰囲気そのままの完成度!菅田将暉は本当に就活強そうで笑う。「こいつとなら一緒に働きたい」と思わせるのがいちばん大事なことだってわかるのは、大人になってからなんだよなぁ。

  • 入社面接で、学生がこの作品のことを語る子が多くて気になってた。
    就職活動だけでなく日々の妬みや嫉みとか自分の中にある感情に向きあう作品。
    今もまだ成長途中だけど昔の自分と対峙する感覚。みんなもがいて苦しんでいる。そんな姿を自分も含め温かい目線で見れるようななりたい。

  • 就活の憎悪、妬み、嫉みなどが渦巻く作品。
    就活はだいぶ前に終わっているが、残念なことにこの就活は1回で終わる人の方が少ないのではないか。
    転職することになったら、また就活。
    就活、就活、就活。
    SNSも匿名とは言え、何者が…ではなく個人が特定されるという。
    時代ですね。
    後味が悪いような、未来への希望が見えるような終わり方でした。

  • 就活とSNSと…冷めた目で見る事で優越感得ると言う子供ならではのメンタルの映画

  • 人の心に闇があるのは昔から変わりません。でも、その闇を表に出す装置がツゥイッターなんですね。しかも、他人がたどることができるなんて最悪です。若い人たちが置かれた環境を、就活というギリギリの状況において、よく描かれていました。痛々しい。主人公の3人はリアル感があります。ただし、光太郎は3人を引き立たせるキャラクターという感じですね。光すぎた存在です。

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著者プロフィール



「2017年 『シマエナガさんの12ヵ月 カレンダー 2018(卓上)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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