うどん キツネつきの (創元SF文庫) [Kindle]

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  • 東京創元社
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感想・レビュー・書評

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  • [うどん キツネつきの]

    サブタイトルは「Unknown Dog Of Nobody」で、こちらは英語でした。長いスパンで、いろいろな生命のことが語られる。どこに向かっているのだろうと思いながら、最後のエピソードまで辿り着き、また考える。

    --

    [シキ零レイ零 ミドリ荘]

    順番が違うんだけど、こちらを先に。扉にはサブタイトルのように「Malnova Domo」というローマ字が、タイトルの隣に付してあるんだけど、どうやらエスペラント語っぽい。この時点でもう面白い。

    話自体は、ちょっと不思議なことも起こったりする、古いアパートの人情話っぽい感じ。みんなちょっとずつちょっとずつおかしいのだけど、なかでも、「101 号室 篠田のおっちゃん× 103 号室 タニムラ青年」のエピソードが面白かった。結末が素晴らしく好きだ。

  • うどん キツネつきの (創元SF文庫)

  • きつねうどん、のことでは?って不思議な題名。。。
    中身も独特な不思議さがあるSF短編集。

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著者プロフィール

1975年富山県生まれ。2010年「うどん キツネつきの」で第1回創元SF短編賞佳作を受賞し、デビュー。2015年、短編集『うどん キツネつきの』が第36回日本SF大賞最終候補に選出。2016年「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞を受賞。2019年「居た場所」で第160回芥川龍之介賞候補。「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」で第161回芥川龍之介賞候補。2020年「首里の馬」第163回芥川龍之介賞受賞。その他、『オブジェクタム/如何様』『パレードのシステム』などがある。

「2023年 『ドライブイン・真夜中』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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