戦争と平和(二)(新潮文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 信じらんねー!超濃密!半端ねー!めちゃくちゃ面白いっす。1巻は完全に人物と出来事紹介の序章でした。次から次へと面白い展開で飽きる隙がない。群像劇がちゃんとしているのでそれぞれに思い入れがたっぷり。いちいち一喜一憂してしまう。ピエールの思考の旅は痺れた。トルストイの観察力と表現力の凄みがまたここにも。凄いっす。
    中盤アンドレイ公爵に萌え悶えまくり、後半ハラハラ→怒り心頭と感情も揺さぶられまくって楽しんでます。1冊に濃厚に詰まりすぎてて3巻読むの怖いくらい!頭どうかなっちゃいそう!
    トルストイが「アンナカレーニナ」は俗っぽすぎたって言ってたってのを見かけたけど「戦争と平和」の方が俗っぽくねーか!?『悪い予感』もそうだし主人公のお膳立て的な流れもそうだし。かませ犬にするなよ!とハラハラしたけど結局かませ犬じゃねーかよぉぉぉぉ

  • 今の感覚からするとダメ人間ばかり。
    バランスの悪い生き方の疾走感が息もつかさず
    先を読み進めさせる。

    人間観が変わる大作。

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著者プロフィール

一八二八年生まれ。一九一〇年没。一九世紀ロシア文学を代表する作家。「戦争と平和」「アンナ=カレーニナ」等の長編小説を発表。道徳的人道主義を説き、日本文学にも武者小路実らを通して多大な影響を与える。

「2004年 『新版 人生論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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