一流の記憶法: あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく [Kindle]
- 知之鳥出版 (2017年1月13日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (198ページ)
感想・レビュー・書評
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記憶について、メカニズム、原則、方法について丁寧に述べられていて、とてもわかりやすかった。特に方法については、練習問題も豊富で誰でも記憶術を体験できる!
この本で学んだことは2つ!
1つは、長期記憶のメカニズム。
今まで、覚えたいことをひたすら書いたり、言葉を発していた。しかし、これはダメ。本当に長期記憶にするなら、忘れた頃に思い出す「想起」が重要!だから、書いた後すぐ思い出すのではなく、5分後ぐらいに思い出すと効果的!
2つ目は関連法
覚えやすい情報として、すでに記憶している情報、関連付けられている情報、手がかりを含んでいる情報、一連の情報である。
この中で、関連法は関連しにくい情報に記憶しやすい情報を仲立ちにして、2つのものを結びつける記憶術です。例えば、「紀元前に地球の大きさを見積もった人」→「エラトステネス」とするとどっちも「偉い」が関係しそうなので、「紀元前に地球の大きさを見積もった人」→「偉い」→「エラトステネス」と覚える!
これは、記憶だけでなく発想力も高まるので是非使ってみて下さい!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まったく新しいことが書いてあるわけではないが、記憶のメカニズムと記憶法の紹介が丁寧に書いてあって実用的。
ためになったもの
・注意を向けたものしか短期記憶されない→「ある情報を記憶の中で操作できればその情報について注意を向けたことになる」
・確認は数秒後、数分後、1時間後、1日後、1ヶ月後の5回。1日後覚えたものは1ヶ月後もほとんど覚えているので1日後覚えているか?を目安にするといい
・覚えているかのチェックは手がかりを提示された時に想起できるかどうか。「頭の中から引っ張り出す」って作業が大事。
面白いのはいっこいっこの説明について、読み進んでいって忘れた頃にちゃんと復習できるようになっていること(◯◯とは××ということでした。ってテンプレで書かれてる)反復がいかに大事かに気付かされた
最後らへんはおまけみたいにいろいろと書かれてるけど体を動かすことはやっぱり重要だよなあと思った。真面目に勉強しようとするとおざなりになりがちだから軽い運動が勉強のメリットになった成功体験を積みたい。
家にいると25分〜1時間ごとに席を立ちたくなるんだけど、たぶんこのタイミングで軽いストレッチするといいんだろうなあ。 -
様々な問題解決、アイデア創出の本はあるけれど、そういった本よりもベースになる能力なのでもっと早く出会っていれば良かった。実践的で良書だと思います。
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2度目の読了。
数字のペグ法はこの本の例を大いに参考にしながら練習中。
まだペグの記憶が安定しないので、さっさと暗記してしまって活用してみたい。 -
良書。
関係法は知らないで、自分で編み出していたな。
数値覚えるテクニックは年号覚えるのに使えたかも。
場所法は有能そうだけれども、いまいち使用イメージがわかなかった。
こう言う本は中高生に読ませたい。 -
記憶を定着させるには早期の間隔をながくしていくのがよい。
目安の間隔は
1回目:数秒から30秒以内に複数回
2回目:数分以内
3回目:1時間後から1日以内
4回目:1日後
5回目:1か月後
エビングハウスの忘却率では、1日後の忘却率は、その後もほとんど変わらない。
記憶しやすい情報
・すでに記憶している情報
・関連付けられている情報
・手がかりを含んでいる情報
・一連の情報 -
具体的なテクニックが多いのは好感が持てる。
しかし、思い出すだけのテクニックなので、発展性がない。 -
3年前に読んだ。タイトルが若干煽り気味なのが鼻について避けてたけどセールで安かったので購入。
内容は普通によかった。記憶術の具体的な方法を知らなかった自分にとっては、ほんの少し工夫するだけでいとも簡単に、その上楽しく暗記できてしまうことに驚いた。勉強になった一冊。 -
普通にためになった。学生の時知れていればよかったかも?