終わった人: (講談社文庫)

  • Audible Studios (2017年1月25日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 退職後の人生について考えさせられる話だった。思い出と戦っても勝てないというのは響いた。後半の主人公は居た堪れなく感じ、故郷でも厳しい生活が待っているんだろうなと感じてしまった。

  • 旅の移動中とか、頭使いたくないけど、時間をつぶしたいって時にはコミカルで面白い。
    主人公の妻がいい味出してる。

  • 「すぐ死ぬんだから」の流れで、そりゃこちらも読みたいですわ、と。
    うーん、、あちらに比べると、話の展開もエッセンスも劣るかな。
    途中で要人が亡くなって話が動くのは同じパターン。
    それでも「現役」を引退するとはこういうことだ、ということがものすごく共感できるし面白い。
    映画版も見たかったけど、primeではなかったので断念。
    配役がなーー、、なんか違くない?
    ベストキャラは一人娘。
    のんびりお嬢様育ちかと思いきや意外と辛辣で世間を分かっていて魅力的だった。

  • 一度 読んだはずなのだが、・・・
    どうだったか?と思いながら、手にしたら、そうそう、、、それから・・・と、読みふけってしまった。

    主人公は、田代壮介は、学生時代は、学歴優秀、そして、大手銀行へ就職したところまでは、良かったのだが、出世コースから離れて、子会社ヘ、、、、そして、定年を迎えた。

    仕事一筋の人生が、定年という事で、プツリと、仕事と縁が切れてしまって、何をして、1日を過ごそうか?と・・・

    今回のコロナウイルスで、外出自宿になり、はてさて、皆、家の中で、何をしたらよいのか????

    1日、感染者数の増えるのを、テレビや新聞などで、見ていて、1日が、暮れる。

    壮介のように、無趣味であれば、なおさらである。

    年寄りの集まりには、参加したくなかった。
    自分が、年寄りと、思いたくないからである。

    それが、若手の者から、大手銀行の手腕を発揮して欲しいと、依頼されて、みるみる内に会社への仕事人間になる。
    そして、そこの社長の死が、壮介を代表取締役社長になってしまうのだが、、、、、

    結局は、倒産へという事になり、その負債は、自分がかぶらなければいけなくなって、妻の千草と、ぎぐしゃく・・・

    さて、すわ、離婚か???
    でも、娘の道子の洞察力は凄い!

    母に味方もせず、父にも味方せずに、第三者から見た状況を2人に訊かせる。

    故郷を思う壮介に、「卒婚」という提案を千草が、、、、

    最後に、千草が、盛岡へ、行くところも、、、、
    やはり、2人は、良い仲であると、、、、締めくくられた。

    人生何があるか、、、わからない。
    人間の一生、素敵に生きたいと、、、、思いながら、本を閉じた。

  • 映画でみたな。「定年は生前葬。」

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著者プロフィール

1948年秋田市生まれの東京育ち。武蔵野美術大学卒業。1988年脚本家としてデビュー。テレビドラマの脚本に「ひらり」(1993年第1回橋田壽賀子賞)、「毛利元就」(1997年NHK大河ドラマ)、「塀の中の中学校」(2011年第51回モンテカルロテレビ祭テレビフィルム部門最優秀作品賞およびモナコ赤十字賞)、「小さな神たちの祭り」(2021年アジアテレビジョンアワード最優秀作品賞)など多数。1995年には日本作詩大賞(唄:小林旭/腕に虹だけ)に入賞するなど幅広く活躍し、著書に映画化された小説『終わった人』や『すぐ死ぬんだから』『老害の人』、エッセイ『別れてよかった』など多数がある。元横綱審議委員で、2003年に大相撲研究のため東北大学大学院入学、2006年修了。その後も研究を続けている。2019年、旭日双光章受章。

「2023年 『今度生まれたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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