「意識高い系」の研究 (文春新書) [Kindle]

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  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • もうちょい頑張って欲しかった。2になって続編を希望。
    とゆうのも、なんとなく提議された諸問題?が何故かすっきりしない感じは、未だ研究の余地有りかなと思っちゃって!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
    意識高い系にみられるセントラルドグマ内部に肉薄したルサンチマンの解剖。そこには超越的存在に繋がろうと芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のように細い淡い繋がりの糸に必死にしがみつき泥臭さを神聖なサブカルで誤魔化す魑魅魍魎達の姿。決して意識高い人になれない島国ゲマインシャフト勇者の対処の仕方などコラムも。
    本書ではリア充とそうでない横文字好きリア充になりたい!意識高い系を解剖する。
    真のリア充はネットで検索してもひっかからない。真のリア充は閉鎖的であるしそれで充実しているから。
    本書と同じような感じで「   」も思い浮かんだ。
    巻末の土地資本主義な日本の地盤を泥臭いどころかうんこ臭い努力をして掴み取ったH氏の話。そしてH氏のその鞄持ちをしていたリアルエピソードはリア充。

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著者プロフィール

古谷経衡
1982年札幌市生まれ。作家・評論家。立命館大学文学部史学科(日本史)卒業。(社)令和政治社会問題研究所所長。(社)日本ペンクラブ正会員。NPO法人江東映像文化振興事業団理事長。インターネットとネット保守、若者論、社会、政治、サブカルチャーなど幅広いテーマで執筆評論活動を行う一方、TOKYO FMやRKBラジオで番組コメンテイターも担当。『左翼も右翼もウソばかり』『日本を蝕む「極論」の正体』(ともに新潮新書)、『毒親と絶縁する』(集英社新書)、 『敗軍の名将』(幻冬舎新書)など著書多数。

「2023年 『シニア右翼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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