- Amazon.co.jp ・電子書籍 (901ページ)
感想・レビュー・書評
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戦時中の日本と今の日本を重ね合わせて、言論弾圧の怖さを明らかにする。その阻止のために命をかける人々。
公安と特高を対比しながら、言論を封じ込めていく構図が恐ろしい。魂を売るマスコミ。儲け優先で言論は二の次。本当に怖いと思った。
今の日本の治安維持法についても一つ間違えば、昔と同じことが繰り返されるかもしれないと思わせる恐怖。
渋谷のスクランブル交差点で起こった事件が、鑓水、相馬、修司と結びついていくところがやや強引ではあるが、とにかく面白かった。
老人たちの想いが熱いが伝わってきて泣ける。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
老人はなぜ天を指して死んだのか?
最初で掴んで謎が連続していく、解説や各人の過去に至るまで、描写が丁寧。
あの時、その人は。を全員網羅する丁寧っぷり。
疎開のくだり長ぇよ。
最後の部分以外全部説明してるような……
脚本家の悲しい性なのでしょうか?
三部作とも話の展開はにてるけど、楽しく読める -
やっと読み終えた。上巻はだらだら。下巻はぐいぐい。
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太田愛天才
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戦えるのは日が小さいうちだけ、作品の舞台は平成27年だが、2年後の今、まだ消せる火なのだろうか。日本人全員、特に若い人に読んでほしい作品。