疑わしき戦い [DVD]

監督 : ジェームズ・フランコ 
出演 : ジェームズ・フランコ  ナット・ウルフ  ヴィンセント・ドノフリオ  セレーナ・ゴメス  ロバート・デュバル  ブライアン・クランストン  エド・ハリス  ジョシュ・ハッチャーソン 
  • ギャガ
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4589921404778

感想・レビュー・書評

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  • どんな歴史の上に、労働者である自分の生活がなりたっているのか。

    国は違うけど、日本でもこんな事が行われてたんじゃないかなぁと思うと、勉強になったなぁ。

  • 『彼のような人間は、自分の望みは富や権力や安定だと思っている。だが、実際は人生に価値を求めているんだ。自分の価値だ。自分の人生を自分で選択したい。
    そのために戦う
    どんな犠牲を払おう』と

    という言葉が映画の前半部分にある。
    リンゴ農園で搾取され続ける労働者たちに知恵を授け、使用人とのあいだで、自らが生活できる対価を獲得できるように“ストライキ”という概念を根付かせ、それを実行させるための術と勇気を与えていく。そのために、虐げられた労働環境の農園に身を投じる。

    ストライキを実施して、生活の糧を得る手段を失わないように、代替となる働き口として、休閑農場を所有する農園主に交渉して、土地の利用を交渉したときに、
    ジム・ノーランがそのときにその農園主の心境を、表現した言葉が冒頭の言葉だ。


    こういう言葉が表現する、“生きることの苦悩や葛藤”が原動力になって、時代の流れの転換点になったということは歴史書を読めばいたるところにある。というよりも、歴史はそうやって造られてきている。

    そのために、インチキ臭い小細工を弄することもあるがその外側にある目的のために、それは正当化されるし、同胞の幾多の死も人類の歴史の進展の為には“擬制”と看做され、後々の人類の幸福追求のための、重く苦い記録として今現在の我々の世界がある。

    この映画は『使用者と労働者の闘争』という側面から“現在の労働環境”の苦悩の歴史を想像させてくれるが、それにとどまらない時代を作り上げてきた人間たちに感謝するとともに、自分なりに『人生価値』を考えて見る機会を与えてくれた。

    型にはまった正しい生き方や尊敬される生き方というものは存在しなく、自分の生き方は自分で考え、自分自身で選ばなければならなくなった現代。このように自分の生き方や選択が本当に正しいのかを常に自問自答しなければならないときに
    『人生に価値を求めているんだ。自分の価値だ。自分の人生を自分で選択したい。そのために戦う』
    という言葉は力強くもあり、危うくもある、美しさを放つ。

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