- 文藝春秋 (2017年2月17日発売)
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みんなの感想まとめ
健康診断やがん検診の有効性について疑問を呈し、過剰医療の現状を鋭く指摘した内容が展開されています。読者は、がんの死亡率が実際には年齢調整後に減少していることを知り、従来の認識とのギャップに驚きを感じて...
感想・レビュー・書評
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現在はとにかく過剰医療の極み。
がん検診が増えても、とにかくがんで死亡する人数は減っていない。むしろ増えている。このことがそもそも健診があまり意味がないことの証拠。検診は業界の利権を維持するためになされている側面強い。
健診が有効と主張する医者の多くは、製薬業界からお金をもらって研究を行なっている。よくやられるインチキが、年齢を調整したデータと年齢を調整しない粗データを比較するもの。これによって海外ではがんが減ってるけど、日本では増えているというトリックがまかり通している。日本は老人が増えているので、当然年齢別に調整しないデータを用いたら、病気になる人は増加することになる。
さらには検査結果が、昔に比べて、製薬業界に有利なように不必要に厳しくなっているきらいがある。このように検診は非常に大きなインチキがまかり通っている。血圧は、
放置しても治るような身体の不調は病気ではない。それは一時的な調整。緊急医療や、難病の治療みたいに、放置すると死んでしまうもの以外は、医療からは距離を置くべきだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ガンの死亡率が減っているとは知らなかった。増えていると思っていたのは、単にガンの死亡率(粗率というらしい)のグラフを見ているからであって、当然、高齢者が増加しているので率も上がる。年齢を考慮したガンの年齢調整死亡率を見てみると確かに年々減っている。
この統計の違いも知らずに、今まで、粗率をもって健康診断の必要性を言われていたことに恐ろしさを感じた。しかも健康診断で寿命が伸びているエビデンスはなく、逆に健康診断とその後の医療介入によって寿命を縮めるリスクがあるという。
自分はもともと健康診断を否定的に捉えていたので、本書はそれを後押しすることになった。
基本的なスタンスは、元気で体調がよく、ご飯が美味しくて、日常の生活動作に不自由がないときは、これまでどおり、できるだけ薬も飲まず、病院にも行かない。
著者プロフィール
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