- ダイヤモンド社 (2017年2月21日発売)
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感想・レビュー・書評
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杉村太郎(故人)氏を、どう取り扱うかは、難しい所です。
華麗なる経歴で、ハーバードの行政大学院を卒業しています。
また、我究館を立ち上げて、いち早くコーチングスキルを日本へ紹介して、
特に就活学生への『絶対内定』は、一時期、大学生が就活する上でのバイブルでした。
「死ぬ気でやれよ、死なないから」のメッセージに、
杉村氏の生き方が、繁栄されています。完全なる推測ですが、
杉村氏は、政治家になり(もちろん目指すは首相)、日本を変えたかったんだと思います。
そういうとてつもない目的がない限り、
杉村氏のようなモチベーションを維持すること
(一日数時間睡眠で、後は死ぬ気でやるようなスケジュール)は
困難だと思います。
我究館は、多くの有名大の学生を引きつけました。
「自分とは何者か」、「どういう能力があるのか」、「何を目指すのか」など、
かなり際どい質問をし、それを必死に考えて、自分のコア(核)を見つけさせる、
そのために徹底的に学生を追い込むというのが、その手法です。
正直、評価は分かれます(一部催眠術を使った手法も行われていたと思います)。
1、2日、寝ないで、「考えさせ」、「行動させる」のが当たり前でしたから、
少なくない学生がギブアップしたのも事実です。
また学生同士の絆を意図的に作り(体育会系の部活そのもの)、
団体目標をつくり、それに一心不乱に取り組み作業もありました。
今の時代には、全く合わない手法だと思います。ただ、今もそうですが、
日本の学生は自分自身を肯定的に見ず、自信がありません。
それにつけ込む大人、つまり、それをビジネスにする大人は後を絶ちません。
就活というのが、学生のイニシエーションになっています。
全く学業に専念をせず、「自分ができることは何か」、「自分とは何か」を、
必死で考える学生がいて、そもそも、エントリーシートの中に、
「学生時代に頑張ったこと」、「人生で一番つらかったこと」を書かせ、
適性を判断できると考える企業、、、、それに否が応でも対応しなくてはいけない学生、
正直、この社会には、知性なんて、求められていなく、学問も必死にやる必要なく、
如何に「適応できるか」、「企業に順応できる」かだけ考えればいいのかと思ってしまいます。
この著作も、一種のカンフル剤だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心を燃やしたい時に何度も読んでます。
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熱い言葉が書かれた自己啓発書。
確かに熱いのだが、そんなに熱くなれないし、もう若くもないので、いささかウザかった。
20代前半くらいまでの人にはいいのかもしれませんが、僕は『人を動かす』のような理論的で納得できる考え方の方が好きです。
熱くなくても生きて行かなくてはいけないので。
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