ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(字幕版)

監督 : デイビッド・イェーツ 
出演 : エディ・レッドメイン  キャサリン・ウォーターストン  アリソン・スドル  ダン・フォグラー  コリン・ファレル  サマンサ・モートン  エズラ・ミラー 
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  • Fantastic Beasts and Where to Find Them
    2016年 アメリカ+イギリス 133分
    監督:デヴィッド・イェーツ
    原作:J・K・ローリング
    出演:エディ・レッドメイン/キャサリン・ウォーターストン/ダン・フォグラー/アリソン・スドル/エズラ・ミラー/サマンサ・モートン/コリン・ファレル/ジョニー・デップ

    ハリポタ映画全部みた勢いでファンタビも改めて見ることに。こちらはテレビでやったときに見たけれど、吹き替えが基本的に苦手なので字幕でみるとやっぱちょっと印象違う。見てるうちに、あー私パン屋のおじさんが好きだった!と思い出した(笑)

    物語の時代的にはハリー・ポッターよりも昔になるので、少しレトロな時代背景はむしろゴリゴリの現代より魔法との相性は良い。ただローリング女史自身が脚本を書いたとは思えないほど雑というか大味で、いろんなことが説明不足だし、その程度のことを後出し?という細かい不満点はやや多し。

    せっかく魔法生物学者を主人公にしているのだから、もっとシンプルに不思議な生き物を捕獲する冒険もののほうが楽しめた気がする。本作、いろいろ動物出てくるもののそこまで魅力的ではないしやはり扱いが雑で、動物たちは本筋とほぼ関係ない。そして本筋のほうは、ヴォルデモート以前は最悪の魔法使いとして君臨していたグリンデルバルドが仲間と集めて暗躍しており、正直パターンとしてはハリポタと全く同じ構図。ちょっと飽きた。

    登場人物は、ハリポタが子供たちの成長譚としての側面があったのに対し、こちらは完全に大人なので、その部分でも魅力は薄れる上に、主人公ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)はみんなをイライラさせる不思議ちゃん、ヒロインのティナ(キャサリン・ウォーターストン)は、功名心にはやり自己中な言動ばかりしており、地味なビジュアルも含め全く可愛げがない…。

    ティナの妹クイニー(アリソン・スドル)は美人でセクシーだけど無邪気すぎる白痴美人タイプ。個人的にはティナより彼女のほうが好きだけど、人の心が読める能力を持っていて、これが謎。もはや魔法ではなく超能力では?ちょっとこの設定はずるいし、本当に必要?

    そして唯一の人間(アメリカではマグルではなくノー・マジと呼ばれる)パン屋のおじさんジェイコブ(ダン・フォグラー)、まあまだこの段階ではパン屋になりたいおじさんでパン屋さんではないのだけど、ある意味彼が真の主人公というか、ふつうの人間なのにニュートのトランクと偶々入れ替わってしまったばっかりに魔法界のいざこざに巻き込まれてしまった被害者。でもどんな状況にも柔軟に対応し、わけわかんなくても助力を惜しまない親切で善良な人物で、彼の存在だけがこの物語の救い。

    モヤモヤポイントとしては、魔法省のグレイブス(コリン・ファレル)の言動。まあ最大のネタバレをしてしまうと、彼の正体こそが悪い魔法使いグリンデルバルド(ジョニー・デップ)だったわけですが、どの時点でグレイブスに成りすましていたのか等の説明が一切ないんですよね。本物のグレイブスがどうなったのかとか。ただただ最後にコリンファレルがジョニデになってビックリ!みたいな、ただの出オチ…。

    そしてこのグレイブス=グリンデルバルドが間抜けなのは、彼が探し求めている「オブスキュラス」というものが、クリーデンスの妹だと思い込んでいて、実はクリーデンス当人がそうであることに全く気付いてなかったところ。ポンコツすぎんか?それとも気づいてないふりをすることでクリーデンスを追い詰めてパワーを発揮させる作戦だったの?(そんな感じには見えなかったけど)

    そしてこのクリーデンス、演じているのはエズラ・ミラー。大好きだけど、年齢的にちょっと無理ない?大きすぎない?せっかくの妖艶な美形っぷりを前髪パッツンで封印しているのも勿体ない。そしてこのクリーデンス、孤児?養子?なぜか変なおばさん(サマンサ・モートン)に虐待されており、前後の事情がまったくわからない。

    このおばさんは「セーラム救世軍」と名乗り、魔女迫害活動?みたいなことをしていて頭おかしい。このおばさんも何がしたいのか、どんな理由があってそんな活動してるのか全然わからないまま退場。余談だけどこのおばさんと、ヒロインがなんか似た顔の系列なのも微妙(^_^;)

    今シリーズの悪役グリンデルバルドの狙いが、人間界の侵略?魔法使いは一応人間から隠れてこそこそしているので、もっとおおっぴらにして、人間なんか奴隷にすればいい的な考えのせいか、やたらと人間界が破壊されるのはちょっと気になる。しかも魔法で修復、大勢の目撃者の記憶を全部消すというのもご都合主義。あまりにも魔法が万能すぎるのも考えもの。

    ラスト、人間であるジェイコブの記憶も消さねばならず、ジェイコブと魔法使いたちの別れの場面は切ない。やっぱジェイコブがいちばん魅力的だった。

  • ポッター本編を知らずとも忘れていようともこの一本単独で楽しめるように作ってあるのは良いと思った。
    コワルスキーの存在がとてもいい。芝居はぬるいけど。

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