ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング (ブルーバックス) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  •  ランニングにハマって3年が経ち、フルマラソンを完走できるようになりました.しかし、足を攣ったり、低血糖でグロッキーになったりとトラブルも絶えませんでした。

     本書はそんな私の悩みを的確に解消してくれました。本書の趣旨はたった2つです。にこにこペースで走ること。フォアフット(足の指の付け根)で着地する。筆者いわくこの2つだけで誰でもフルマラソンを完走できるとのことです。

     また、本書はフルマラソンを目指さない人にもぜひ読んでもらいたいです。本書はランニングをすることによる健康効果や、ダイエット効果のエビデンス説明など、様々なランニング知識を得ることができます。

     本書はランニングを始めたい人、ランニングをしている人、ランニングを極めたい人の全てにおすすめできます。それだけ多くの人を対象にした本ですので、蛇足だなと感じることも多いと思います。なので、必要に応じて読み飛ばす技術も必要だと感じました。欲しい知識だけをピックアップすれば楽しく読めると思います。

  • ダイエットに最適で、動脈硬化や糖尿病や認知症を予防し、高血圧に改善効果があり、ガンの死亡率を低下させ、脳機能を高め、老化を防止して長寿を実現できる、まさにいいことずくめの「スロージョギング」を絶賛推奨した書。2017年刊行。

    「スロージョギング」=笑顔を保って走れるくらいの「にこにこペース」でゆっくり走る&「歩幅を狭くして、フォアフット(足の指の付け根あたり)で着地する」。あごは上げ気味で、「頭のてっぺん(頭頂)から足の指の付け根(フォアフット)までを1本の棒のように意識し」、「軸を保ったまま身体を前方に傾け、倒れないように脚を出す」。「軸を斜めに保ち、片脚ジャンプを繰り返す」、「着地後に「蹴る」のではなく「押し跳ねる」イメージ」。

    スロージョギング、とてもお手軽で効果抜群。これはやるっきゃない。「ももあげ運動」や「その場駆け足」もいいらしい。

    「「20分以上運動しないと脂肪は燃えない」はウソ」、「筋トレのエネルギー消費量はわずか」(基礎代謝上昇による消費エネルギーの増分もわずか)、「空腹で走るとトレーニング効果が高い」など、ためになる知識もつまってたし、読んでよかった!

  • フォアフット着地で、ラクなペースで走ること
    にこにこペース
    軽くしゃべりながらでもいける
    ペースで走るだけで
    準備運動も筋トレもいらない
    膝や心臓への負担もない
    それでいて、消費カロリーはウォーキングの2倍という
    スロージョギングの科学的ノウハウです
    解説は分かりやすく
    納得できる本です

  • ずっとランニングしようと思っててなかなかできずにいる自分に、本で準備。

    歩くようなスピードで良い
    フォアフットで着地
    健康のためにするべき
    脳にも良い

    っていうことを科学的に研究して得られた数値をもとに解説してくれてる。
    論文なども参考に、証明できてる事実は
    とにかくみんな走るべきだということだ。

    よし。
    いつも気合いばっかりですが今から走ってみます。

  • 読み終わって率直に感じたのは、もはやスロージョギングをしない理由がない、ということ。世界の様々な研究エビデンスや、著者自身が実験台となった検証によって、スロージョギングの有益性が多角的に語られている。
    特別な道具を必要とせず、場所も選ばないジョギングは、ヒトとしての自然な運動である。自分自身もしばらくサボり気味だったが、再開するモチベーションを高めてくれる良書。

  • 「走るための最強メソッド」フォアフットでのスロージョギングを提唱する本。

    スロージョギングとは、歩くくらいの低速で走ること。
    <ポイント>
    ①「にこにこペース」でゆっくり走ること ②歩幅を狭くして、フォアフット(足の指の付け根あたり)で着地すること

    以前読んだ「ランニング革命 もっと速く、長く、ずっと怪我なく走るための方法」や未読の「Born to Run」等、フォアフット着地を勧める本は多い気がする。
    有効なのか?自分に合っているのか?はまだわからないが、怪我なく継続するに越したことはないので、この本のメソッドを頭に置いて試してみたいと思う。

  • 「スロージョギングはウォーキングよりラクにエネルギーを消費できる」ということを、論理的に、理解しやすい形で説明されていて、生活に役立つだけでなく話として面白かった。

    私自身、ジョギングの習慣がなかったのに、本を読み終えた日にハーフマラソンにエントリーし、翌日から走り始め、毎月40キロ程度ジョギングするようになった。この本からかなり影響を受けた。

  • ランニングの効用について科学的に書かれた本。非常に面白く、ランニングを続けたいと思えた。
    特に、どんなランニングが良いこな科学的な後押しがあるのはとても良いと思った。

  • スロージョギング始めました
    笑顔で走れるくらいのゆったりペースなので
    あたしでも続けられています

    ダイエット頑張る〜

  • 早速スロージョギング始めました。
    引用文献が若干古いのが気になりましたが、効果を信じて頑張ろう!

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著者プロフィール

「スローステップ」の提唱者。1947年、東京生まれ。東京教育大学体育学部卒、医学博士。福岡大学スポーツ科学部運動生理学研究室名誉教授、身体活動研究所所長を務めた。専門は運動生理学1970年より福岡大学体育学部運動生理学研究室に所属し、「ニコニコペース」のトレーニング効果を発表。日本体力医学会理事、日本体育学会理事、ランニング学会常任理事、健康支援学会理事を務めた。著書に『スロージョギング健康法』(朝日新聞出版) ほか多数。2018年没。

「2020年 『免疫の働きUP! 4秒で1段昇り降り スローステップ運動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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