斬殺者1 (マンガの金字塔) [Kindle]

  • グループ・ゼロ
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 21
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (222ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  タダ読み(2巻まで)( ´ ▽ ` )ノ
     てっきりまた小池・小島の名コンビ作品と思ってたら、意外や意外、おなじ巨匠でも梶原一騎御大の原作。こういう組み合わせもあったんだ(゚д゚)!

     巌流島の後。二人の復讐者とストーカー女につけ狙われている宮本武蔵。
     大外道・卑怯者・殉教者、相手側の立場によって武蔵観が大きく異なっているところが絶妙。あたかもキリストが再来したかのよう。
    「それからの武蔵」の別視点版といった感じのストーリーで、重厚かつ凄愴。読み応えのある快作( ´ ▽ ` )ノ

     以前内田吐夢監督の「宮本武蔵」5部作を観て、果たし合い→復讐→返り討ち→その復讐→返り討ち→その復讐......というキリのない連鎖に辟易させられた記憶があるけれど、まこと兵法者の行く末は無限地獄へと続く一本道(>_<)
     面白かった( ´ ▽ ` )ノ
    (以下続刊)
    2021/10/24

     

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

小島剛夕

1928年(昭和3年)、三重県四日市市生まれ。映画の看板描きを経て1950年に上京、紙芝居作家となる。57年、ひばり書房の描下し単行本『隠密黒妖伝』で漫画家としてデビュー。時代物の貸本漫画を次々と発表した後、漫画誌へ活躍の舞台を移す。70年に「週刊漫画アクション」で連載を開始した『子連れ狼』(原作・小池一夫)が大ヒットし、TVドラマ・映画化された。主な著書に『おぼろ十忍帖』『座頭市牢破り』『柳生陰ノ流レ』『料理人』(原作・昂すまる)『乾いて候』(原作・小池一夫)、黒澤映画を劇画化した『椿三十郎』『蜘蛛巣城』などがある。2000年1月死去。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典22 信長公記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小島剛夕の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×