伊藤真の法学入門---講義再現版 伊藤真の法律入門シリーズ [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 司法試験対策に定評のある著者による法学の基本事項のまとめ。単に法律について知りたい人にもためになる内容が多い。

  • 法律入門シリーズの中でも入口として位置づけられており、これから法律を学び始めるような人に向けて提供されている本。
    日本の法律の由来、世界で見たときの属性、憲法や各法律の関係性などが紹介されており、全体像を掴むのに適している。

    一方で入門書という割には若干小難しいパートもあり、本当に本当の初学者にとっては理解しきれない。これから本格的に勉強していきたい人や、ある程度法律を勉強したけど復習したい人向けなのかもしれない。

  • 国を知るには法を学べばいいことを知った。プラトンの『国家』や『法律』を読んだ時も思ったが、国は物理的存在者でなく、社会的存在者だということだ。

    お上からの命令でなく、個人が主体的になって、社会情勢を見なければならないと思った。

    えん罪の問題で、被疑者側の立場になって考えることが多かったように思う。自白をさせようと刑事が脅迫する場合、更には、実際に加害者と判決されてもシンパシーを感じていた。しかし、バランスを考えると、被害者になる可能性もある訳で、そういう意味でのことを考えてこなかったと猛省させられた。北朝鮮の拉致被害者家族の問題も、生きている家族がみんな死んでいけば、問題は解決されはしないが、忘れ去られることは大いにあるし、実際そうなる予感がある。これは国際法の問題だろうが。

    法律は時代や地域によって、変わりうるものだが、変わりうると言える空気があるのも時代差があると思う。先程の北朝鮮はいい国だとも言える。支持率100%の国家元首を戴けるのは、他に類を見ない。これは日本人の私からすると、北朝鮮は怪しい国だと思う。北朝鮮は独裁政治をしているからかもしれない。でも、北朝鮮の正式名称、朝鮮民主主義人民共和国は民主主義を標榜している。昔、社会科の先生が、民主主義にも、色々あると言っていたし、更に、独裁政治でも、過去にいい国があったともと言っていた。

    でも、幸福を追求する権利がある国に産まれて良かったと思う。国には法があるということがわかったのと同じぐらい嬉しい。

  • いままで読んだ中で最もわかりやすい法学入門だった

  • 法とは何かをとてもわかりやすく説明した本。司法試験合格者を多数排出する伊藤塾の塾長が書いた本で、興味が湧いて読んでみました。法律家を目指すのは面白そうだなと思わせる本でした。

    以下、なるほどと思った点です。

    法を学ぶとは条文を暗記することではありません。法を学ぶ時に中心になるのはその解釈を学ぶことです。また価値判断を適切に行う力も必要です。妥当な価値判断を行い、合理的な理由づけをしながら、法の解釈を通じて根拠づけることが重要なのです。

    法の解釈は多様で一つの正解がありません。何が正解かわからない問題について、堂々と決断を下す力を身につけること、そうした力を鍛えていくことが法を学ぶことです。

    妥当な結論を目指すと同時に、その結論を法の解釈を通じて周りを説得しなければなりません。その際は、事実と論理と言葉を使って説得します。その力に磨きをかけることが法を学ぶということです。

    法律は、国民の自由を制限して、社会の秩序を維持するためのもの。国民に対する歯止めです。
    憲法は、その法律を定める国家権力を制限して、国民の人権を保障するもの。国家に対する歯止めです。

    なるほど。とても勉強になりました。

  • 図書館の新刊を流し読み。非常に分かりやすく、平易な言葉で法学の全体像が掴めた。弁護士の勉強をしてみたいと思わせる一冊。やはり伊藤さんはスゴいと感じた。

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著者プロフィール

弁護士

「2017年 『護憲派による「新九条」論争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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