母の友 2017年5月号 特集「ママ友 子どもを通じた人間関係は難しい?」

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  • / ISBN・EAN: 4910075110572

感想・レビュー・書評

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  • 以前NHKで
    「子育てを科学する?ママたちが非常事態?!」
    という番組が放送されました。

    リアルタイムでその番組を見て、
    そもそも人間は
    ひとりで子育てするように
    できていない、
    ということを知り、

    いま感じている
    子育ての孤独や不安は
    ホルモンバランスからみたら
    自然な感情なのかと、
    ホッとしたのを覚えています。

    今号には
    その番組ディレクターである
    小林欧子さんのインタビューが
    載っており、

    どんな思いで番組を作られたのか
    知ることができました。

    また、精神科医の森川すいめいさんへのインタビュー記事
    「『人の話を聞かない』というコミュニケーション」も、
    とても興味深かったです。

    結局
    母が抱く子育ての孤独や不安は、
    産後のホルモンバランスの影響も
    ありつつも、

    母自身が受けてきた
    人と同じように足並み揃えて
    生きることがよしとされる
    学校教育にも、
    原因があるようにも思えます。

    人は多様である、
    そのことを学んでこれなかった、

    だから
    人の子育てと比べてしまう。

    ふつうの子育てができているか
    不安でしかたなくなってしまう。

    自分が受けた教育は
    学生のときだけでなく、
    いろんなライフステージに
    こんな風にひょっこり姿を
    あらわすんですね。

    残念ながら学校は、
    まだまだ
    「みんなと仲良くなろう」社会です。

    これからの子どもたちには
    自分は自分であっていいこと、

    たくさんの人と出会い、
    気になることは
    どんどんやってみて、
    自分を知ること、

    そうやって大きくなっていいんだよ!と
    子どもに教えることが必要な時代が、
    もういま、ここにきています。

    よーし!
    まずは、どんどん遊べ!
    子どもたち!

  • 2017.4月。
    ママ友特集。子どもを産んでから人間関係の中に突然できた「ママ友」というカテゴリー。ママ友って言葉はどうも馴染めない。普通に友達でいいじゃないかと思うけど、でも普通の友達になるのは時間がかかる。友達までいかないけど、確かに突然距離をつめなきゃいけないことがあって、そういうお母さん同士のあいまいなつながりを言うのにママ友って言葉は便利かもしれないなあ。せっかくの出会い。気の合う人とはちゃんと付き合って友達に発展させたい。そうだ、みんな友達にしてしまえ!他にも自然探検の特集やきくちちきさんのインタビューが。今、子ども時代に自然の中で発見したり遊んだりすることで、大人になってからの自然や季節への興味や感じられる力が全然変わってくる気がする。花や虫や草。外に出て、子どもと見て触って思いっきり楽しみたい。そして、きくちちきさんが自分の中の勝手なイメージと全く違ってておもしろかった。こういう方からあの絵本もこの絵本も生まれたのかと思うと、これからはまた違った楽しみが生まれるな。

  • ママ友特集、自分にとってそれほど切実な問題ではないこともありあまり期待してなかったけれど、村井理子さんの文章や、「ひとの話を聞かない」という自殺希少地域の話など掘り出し物があってよかった。自殺の原因をあれこれ考え対策するよりも、自殺の少ない地域に共通するものを探ることで自殺まで追い込まれずに生きる方法がわかるってコロンブスの卵だなぁと思った。

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著者プロフィール

小林エリカ(こばやし えりか)
1978年生まれ。作家・マンガ家。著書、小説『マダム・キュリーと朝食を』(集英社)にて
芥川賞・三島賞候補に。アンネ・フランクと実父の日記をめぐる『親愛なるキティーたちへ』
(小社)、短編集『彼女は鏡の中を覗き込む』(集英社)、作品集『忘れられないの』(青土社)他。
展示に、個展『野鳥の森 1F』(Yutaka Kikutake Gallery 、東京)、
グループ展『The Radiants』(Bortolami Gallery、ニューヨーク)他。
〈kvina〉としてポストカードブック『Mi amas TOHOKU 東北が好き』(小社)など。
http://erikakobayashi.com/

「2019年 『光の子ども 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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