ぼくが死んだ日 (創元推理文庫) [Kindle]

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  • 東京創元社 (2017年3月21日発売)
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みんなの感想まとめ

多様な時代背景を持つ子供たちが、自らの最期の瞬間を主人公に語る物語は、心に響く感動と共に不思議なホラー要素を織り交ぜています。主人公は、子供たちの危うい行動に親の視点を重ねながら、彼らの物語を追体験し...

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。
    既に子供を2人育て終わった私の年頃からすると、冒頭から、この主人公は危なっかしいな。親の気持ちもわからずに…なんて、思ってるとやはり展開は窮地に陥らせる。
    おとぎ話を思わせる『そんなことをしてるとこんな目に遭うよ』的な話や『わかるよ』と共鳴するような胸が苦しくなるような話まで。飽きさせない物語が目白押しです。
    ファンタジーなのか、いや、現実味あふれるのかというシカゴの車やらカルチャーは聞き慣れないのでググってみると…見たことあるけど名前を認識してないものが現れます。
    そんな、楽しみ方もオススメですが、また読み直したくなる一冊でした。

  • 大人になれず亡くなった子供達が、自分たちの最期の瞬間を主人公に語る……というお話し。

    子供達が生きていた時代はバラバラで、シカゴの歴史をなぞってお話は構成されているそう(訳者あとがき参考)。
    鉄道が運行を開始した時代や、シカゴ万博が開催された年の事などなど。

    歴史をなぞっているとは言っても、少し不思議なホラーがテーマなのか、現実ではあり得ない奇怪な存在が子供たちを苦しめる。
    子供達が既に死んでいることはわかっているのに、読んでいくうちに愛着が生まれてしまい(どうか死なないで…!)と応援している自分が居た。

    表紙買いした一冊だったけれど、中々面白かった。

  • 帰宅を急ぐマイクは、橋の手前で尋常ではない様子の少女を車に乗せる。少女に導かれたどり着いだ場所は、十代の子どもばかりが葬られた墓地だった。キャロルアンから始まり10人の子どもたちが、なぜ自分が死んだのか、次々と語り出す。自分たちが確かに生きていたことをマイクに覚えていてもらうために。
    事故で亡くなった子ども、邪悪な罠にはまり濡れ衣を着せられたまま亡くなった子ども、あの有名な「猿の手」のエピソードまで、言い方はおかしいがバラエティ豊かな最期で、章毎に独立しているので、読みやすい。なぜマイクが選ばれたのか、きちんとオチがあってそれも良かった。サクッと読めます。

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