マンガでよくわかる エッセンシャル思考 [Kindle]

  • かんき出版
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  • 仕事において、プライベートにおいて
    どちらにおいても威力を発揮する「エッセンシャル思考」

    何から始めればいいかわからない。
    何を始めればいいかわからない。断れない。などの自身の困惑・混乱状況を整理することができる。

    「90点理論」という風に紹介されていたが
    自身がしたいことだけを行う。総合点が90点以上であれば実施する。以下であれば0点と同等とし一切リソースを割かない。
    この考えはやるべきものに「選択と集中」ができるかつ、「後悔」する確率も非常に低くすぐさま取り入れたい。

    まずは混乱している状況をなくし、自身を俯瞰して見ることと混乱しない仕組みを作ることに注力し、常に本質的な判断を進めていきたい。

  • マンガでわかるシリーズの良書。自分の価値観の中で本当に大切なものに集中する方法が書かれています。

    仕事を断れない……という方、是非読んで下さい!

    マンガならではの取っつきやすさがありますので、本を読むことに抵抗がある方にぜひ読んでいただきたいマンガ!

  • どれも大事で選べない、というのは「非エッセンシャル思考」である。

    成功のパラドックス
    1.目標をしっかり見定め成功へと一直線に進んでいく
    2.成功した結果「頼れる人」という評判を得る。どんどん多様な仕事をふられるようになる。
    3.やることが増えすぎて時間とエネルギーがどんどん拡散される。疲れるばかりで全てが中途半端になる。
    4.本当にやるべきことができなくなり、成功したせいで自分を成功に導いてくれた方向性を見失ってしまう。
    結果、規律なき拡大路線に陥る。

    認められたいという気持ちが邪魔をする。

    見極める技術、捨てる技術、仕組み化する技術を身につけることが大切。

    本当に重要な物を見極めるには
    じっかりと考える余裕
    情報を集める時間
    遊び心
    十分な睡眠
    厳密な基準
    の5つが大切になる。

    人は自分が所有している物を実際より高く評価しがち。
    もし持っていなかったら、今からお金を出して買うかどうかを問うと良い。買うと言い切れないなら、必要ではない。

    ドラッカーも「できる人はノーという。これは自分の仕事ではない。と言える’と言っている。
    相手を傷つけないように、勇気と思いやりが不可欠になる。

    しっかり自動でできる仕組みを作る。より効率よく、生産的になれる。

    すべてを優先するのは、何も優先しないのと同じことである。トレードオフなのである。

    90点ルール。90点未満のやりたいは0と考える。
    厳しい基準で中途半端な選択に悩むことをやめる。
    シンプルな数字で決めることで選択が合理的・論理的になり感情が入り込まなくなる。
    妥協すれば自分自身が損するだけになる。
    無駄なことに振り回されずに納得できる仕事に打ち込める。
    絶対にイエスと言えないなら、引き受けないことが大切。
    断るのは苦しいということでもある。孤独である。
    忙しい時間を離れ、本質を考える時間を少しでも取るようにする。1日20分でも本が読めるような時間を確保すると良い。

    遊びは選択肢を広げてくれ、ストレスを軽減してくれ、脳の高度な機能を活性化してくれる。

    目標達成にエネルギーを集中させるため、不要なものは切り捨てる。だからこそ、目標は刺激的かつ具体的にしなければならない。目標が刺激的でなければ、人を動かすことはできない。シンプルで、具体的だとよい。

    上手な断り方
    ・とりあえず黙る 沈黙を味方につける。ゆっくり3つ数えて、それから自分の意見を言う。もう少し慣れたら、相手が気まずくなって何か言うまでじっと待ってみる。
    ・代替案を出す 相手に歩み寄りながら断る。今は○◯で手一杯だが、終わったらぜひご一緒したいなど。
    ・予定を確認して折り返す。一旦時間をおいて考えると、断ることが容易になる。
    ・上司にもトレードオフを意識させる。どの仕事をあとまわしにするか、相談する。「はい、ではこの仕事を優先でやります。今抱えている仕事のうち、どれを後回しにしましょうか」「今かなり仕事を抱えているので、これを無理やり差し込むと品質が落ちてしまいます」
    ・冗談めかして断る。大袈裟に「絶対無理!」という。
    ・皇帝を使って否定する 「どうぞ僕の車を使ってください。キーを置いておきますね」協力はしたいが、全面的に巻き込まれたくない場面で有効
    ・別の人を紹介する。僕は無理だが、彼は興味を示すのではないかといって別の人に回してしまう。

    ノーを言うことは、優秀な人の必須スキルである。

    試験的に辞めてみて本当に辞めることも必要。
    不都合があるか。利益に貢献するとは思えない手間がかかりすぎる報告書など。逆プロトタイプと呼ぶ。
    心理的バイアスにとらわれないことが大切。

    仕事とプライベートの線引きは自分がイラっとするかどうか。

    人間のモチベーションに対してもっとも効果的なのは「前に進んでいる」と言う感覚である。

    速く、小さく始める。軽い負担で終わらせる。始めることが大事である。

  • エッセンスがまとまった本。原書のエッセンシャル思考をもう一度読み返したくなりました。

  • 無意識に自分がやっていることが多く、このおかげでここ数年楽だったんだなと再認識させられた。
    新たに取り入れる部分はそこまで多くなかったけど、文章で読むことによって頭にすっと入ってきた。
    漫画もわかりやすかった。
    元の書籍も読んでみたいと思う。

  • 「ものごとを選ぶ際に迷わないコツは、基準をとことん厳しくすること。絶対にイエスだと言いきれないなら、それはすなわちノーだ、と考える。絶対にやりたい!か、やらないかの2択にする。そのための基準として、100点満点で評価をして、90点以上だと思えるものにだけイエスというやり方をとる」

    選択と集中とはよく言われるが、その基準を「絶対にやりたい!90点以上」というのは、なかなか辛口な考え方だ。でも、本当にそれが実践出来たら、いろいろなことが気持ちよく断捨離できるような気がする。

    悩みがちな人、決められない人にはぜひ読んでいただきたい一冊。

  • エッセンシャル思考の要点が漫画で学べる。
    書籍は分厚くて…という方もさくさく読める 。

  • エッセンシャル思考の続編(エフォートレス思考)が出て評判になっていたので、前作であるエッセンシャル思考のマンガ版から入ってみることにしました。

    個人的には「90点未満のものは0点と同じである」という言葉に、とても共感が持てましたね。自分自身の価値観が大きく変わったと思わされるフレーズでした。この文字を読んだだけでもこの本を読んだ価値があると強く感じました。

    マンガ版も再読してみたいですし、書籍版もいずれ読んでみようと思いました。

  • 自分にとって余計なことをせずに、やるべきことを決めて集中する
    そのために断ること、自分が大事にすることを意識して生きていく

  • 重要なことのみに集中してそれ以外は捨てる。
    マンガでよく分かるシリーズの『エッセンシャル思考』編。

    漫画のおかげで内容は分かりやすい。
    これをとっかかりに原書のほうも読み進めたい。

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著者プロフィール

◎――McKeown Inc. のCEO。アドビ、アップル、グーグル、フェイスブック、ピクサー、セールスフォース・ドットコム、シマンテック、ツイッター、VMWare、ヤフーなど名だたる企業のコンサルティングをおこなう。著書『エッセンシャル思考』は全米ベストセラーとなり、ニューヨーク・タイムズ紙やファスト・カンパニー誌、フォーチュン誌などで取り上げられたほか、NPRやNBCなどの有名メディアでインタビューを受けた。ハーバード・ビジネス・レビューやリンクトインに人気ブログを寄稿し、ポッドキャスターとしても人気が高い。世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出された。

「2021年 『エフォートレス思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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