不平等を考える ──政治理論入門 (ちくま新書) [Kindle]

  • 筑摩書房 (2017年3月10日発売)
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・電子書籍 (213ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ・ウクライナの侵略について考えさせられた。降伏すれば命は助かるのにという人々が日本に多くいるが、ウクライナの人々は公平な市民社会、自尊を守るために戦っている。それに対して外の国の人がいろいろと難癖をつけることは許されない。

    ===
    ・市民の間に優位‐劣位の関係が生じないことは、それぞれの市民が「自尊」(self-respect) の感情をもつための条件でもある。ロールズは、「自尊の社会的基盤」を制度によって分配される「基本財」──それは人々が「自由かつ平等な市民という資格においてもつ欲求の対象」として定義される──のなかでも最も重要な財として位置づけている(Rawls 1999, 29)。そして、「自尊の社会的基盤」は、自由、機会および所得・富といった他の基本財が公正に分配されるときに得られる。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

早稲田大学教授。1958年生れ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。専門はアーレント、規範的政治理論。早稲田大学政治経済学術院長。著書に『公共性』『自由』『政治と複数性――民主的な公共性にむけて』(以上、岩波書店)、『不平等を考える――政治理論入門』(ちくま新書)、共著に『公共哲学』(放送大学教育振興会)など。

「2023年 『公共哲学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

齋藤純一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×