お金は銀行に預けるな 2013年度版 [Kindle]

  • 2017年3月16日発売
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みんなの感想まとめ

投資の基本的な考え方をわかりやすく解説した本で、特にインデックス投資やドルコスト平均法についての知識が得られます。著者の先見の明が光る内容は、当時の投資環境を反映しつつも、現代においても十分に役立つ情...

感想・レビュー・書評

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  • ■なぜ今、この本を手に取ったのか
    ClaudeのAIエージェント(Claude Cowork)が次々と特定産業の株価を「丸ごと!」押しつぶし始めている。まるで進撃の巨人の「地ならし」だ。2026年2月の急落は売りシステムの暴走とまだ使いこなせていない株主のパニック売りなので持ち直すだろうが、遅かれ早かれな話だと感じている。

    これまで最もリターンが大きかった「自分の会社(あるいは自分自身)への投資」だけでは心もとなくなってきた。AIが産業構造そのものを破壊し始めた今、一つのカゴにすべての卵を盛り続けるのはあまりに危険だ。複利で効いてくるお金のリテラシーを底上げしなければ——そんな危機感から、本書を手に取った。

    ■本の印象
    ノウハウ系の本としてちょうどいい「アッサリ感」が心地よい。章立てが月曜〜日曜の曜日形式になっているのも、「今日からやってみよう」という行動を自然に促していて面白い構成だと思った。

    ■本書の要点
    本書が一貫して推奨するのは、「コストの安いインデックス投信を、ドルコスト平均法で淡々と買い続けること」だ。著者は、個人投資家が覚えるべきポイントは以下に集約される。

    <リスクをとらなければ、リターンはない>
    個人は市場を予測できない。特定銘柄を選ぶアクティブ投資は「カモ」にされやすい。かと言って、リスクをとらなければリターンはない。だからドルコスト平均法でリスクを分散させるのが最適解。

    ■7つの講義(月〜日)の概要

    【月曜日】リスクとリターンの関係
    銀行に預けるだけという「何もしない選択」自体がリスクだ。一時的な下落(含み損)を耐え忍ぶ勇気が、将来の大きなプラスを生む。

    【火曜日】ドルコスト平均法の本質
    市場の上下を「予想しない」ことが最大の強み。自動的に「高いときには少なく、安いときには多く」買える、個人にとって理想的な手法だ。

    【水曜日】向く人、向かない人
    リスクが嫌いな人、コツコツ忍耐強い人、将来の利得を優先できる人に向いている。逆に、ギャンブル的な刺激を求める人には向かない。

    【木曜日】何を買えばいいのか
    信託報酬が安く指数に連動するインデックス投信を推奨。自分で組み合わせるのが難しければ、バランス型(資産形成ファンド)が適している。

    【金曜日】いつ売ればいいのか
    基本はBUY & HOLD(持ち続ける)。お金が必要になったときだけ、必要な分を数回に分けて売る。市場のノイズに惑わされて売り急がないことが鉄則だ。

    【土曜日】アクティブ投資の真実
    特定の銘柄を選ぶアクティブ投資は、素人にとっては「カモ」にされやすく、ギャンブルに近い。やるとしても資産の一部に留め、分散を徹底すべきだ。

    【日曜日】市場は予測できない
    市場は複雑系であり、プロでも予測は不可能だ。だからこそ予測を必要としないドルコスト平均法が、個人にとって最も合理的な選択になる。

    ■結論とアクション
    勝間さんは、投資は「社会の潤滑油」であり、市場成長の果実を広く共有するものだと説く。そして最後に、「少額でもいいから、1週間以内に投資を実行すること」を強く促す。まずはオンライン証券の口座を開設するところから始めよ、というのが本書の締めくくりだ。

    本書の根幹にある考え方は、「預金こそがリスク」というものだ。2007年の初版を当時の市況に合わせてアップデートした本書も2013年の出版。長引くデフレと低金利社会の中で書かれたことには注意が必要だが、AIが産業の地図を塗り替えていく今にも「分散・継続・低コスト」というシンプルな原則は刺さる。

  • この本が発行されたときに読みたかったです。
    今では当たり前になってきているインデックス投資やドルコスト平均法などをお勧めされており、著者は先見の明があるなーと思いました!
    わかりやすくて良かったです!

  • Kindle Unlimitedにて。
    概要版と知らずに読んだが、サクッとまとまっていて知りたいことだけ知ることができた。

  • ドルコスト平均法でコツコツ積み立てましょう、ということが、わかりやすく書かれています。投資の初心者にとってはありがたい本です。
    書かれた当時よりは、ネット環境等が整ったりして、投資をやりやすくなっているるとは思いますが、基本的な考え方が書かれているので、今読んでも勉強になると思います。

  • ベストセラー「お金は銀行に預けるな」の、重要なエッセンスのみを抜き出したワンコインKindle本。Kindle読み上げで数十分で読了できる手軽さなので、概要を知りたい人におすすめ。

    勝間さんのサポートメール1週間分がKindle書籍としてまとめられ出版されているとのこと、なるほどこれは面白い。この方式を使えば個人でも本を出版できるな、と本書の内容とは違う部分で妙に勉強になった

  • インデックス投資をすれば、上位25%ぐらいの成績が出せる。それでも人間は自分のほうが賢く、自分だけは稼げると信じているので、個別取引をやってしまう。
    インデックス投資では買う時も少しずつ分けて買い売る時も少しずつ分けて売る。

  • タイトルだけでは何のことだか分からなかったが、銀行に預金をしても、低金利の現在では利息に期待することができない。だったら、比較的安全で手間もかからない、インデックスタイプの投資信託に投資しようという話。
    株式投資そのものを難しいと思っていたが、毎月一定額を自動で積み立てる方式ならば、価格変動によるリスクも抑えられ、メンタルもやられないかと思った。
    初版の頃から本書の存在を知っていたが、タイトルに胡散臭さを感じ、敬遠していた。近年になって本書に触れて投資を始めたのだが、もっと早くやっていれば良かった。

  • 初心者でもわかりやすく解説されている。すぐ読めてしまう。2013年と古いので今のトレンドとは異なっているが基本的なところをかいつまんで読むことをお勧めする。

  • 学生時代タイトルに惹かれ購入した。しかし書かれていることが理解できず、すぐに手放した。
    時が過ぎて改訂版ではあるが読み終えることができた。
    預貯金の全部を銀行に預けるのではなく未来を考え投資について興味を持たせる内容だった。
    文章はYouTubeで本人が投稿している動画の口調のままで読みやすかったと思う。

  • ちょっとあっさり気味でしたが、書籍の話のまとめのお話しっぽかったです。
    結局、インデックス型ノーロードのパッシブ投信を、ドルコスト平均法で買っていき、2%~4%の複利で、15年~35年運用しましょう、ということで落ち着きました。
    年金ってふつーこうですよね???

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著者プロフィール

東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、外資系数社を経て、経済評論家として独立。労働生産性の改善などが得意分野。
男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。ワーキングマザーのための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(http://www.mugi.com)を主宰。3女の母。
著書に『インディでいこう!』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(共著)『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(以上、ディスカヴァー)、『マッキンゼー組織の進化』(ダイヤモンド社、共著)などがある。

「2007年 『ワーク・ライフ・バランス手帳2008』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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