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Amazon.co.jp ・電子書籍 (198ページ)
はなさんの感想
2022年4月23日
「うちの執事が言うことには」のコミックス版を少し読み映画化も見て興味を持ちKindle Unlimitedにて。 起きる事件はすごく難しいことではなくそちらに焦点を合わせたり期待して読むのはお勧めしない。 以下のあたりを楽しむために読むべきかと。 ・当主になった主人公の当主である自覚はすでに存分にあり自分が当主としてどう振る舞い周りのたくさんの人たちを守るかを一番大事にしながらも、個人の生き方や気持ち両立させていくかという人間らしさ。 ・また当主や大きな企業グループのトップがどういう思考回路や周りへの立ち居振る舞い、気配りで上に立ちまた周りがついてくる人間であるようにするかという一般人と同じではない目線と覚悟。 ・執事が自分がまだ自分の中では経験値が足りないと思いながらも周囲からは完璧に思えるほどに仕えつつも心の中で今はどうすべきか、どれが正解なのかと試行錯誤している姿。 「うちの執事が言うことには」の最初のあたりより2人が成長しているし関係性ができてきているのは興味深い。 また夏祭りの件で大学のみんなが少し距離を置いている中で「違う」を無理にすり合わせようとしない今までにない友人が出てきたのも良かった。 友人と「同じ価値観・趣味・金銭感覚・暮らしぶり」ではなくてもよいのだというのは大人でも難しいけれどそういう友人ができるのは羨ましい限り。
茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。 「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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