シーモアさんと、大人のための人生入門 [DVD]

監督 : イーサン・ホーク 
出演 : シーモア・バーンスタイン  イーサン・ホーク  マイケル・キンメルマン  アンドリュー・ハーヴェイ 
  • ポニーキャニオン (2017年6月2日発売)
3.91
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013287594

感想・レビュー・書評

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  • 渋谷のUPLINKはとても好きな映画館だ。
    狭くて、暗くて、雑多で、お酒を飲みながら、映画を見ることができて、友人の家で集まって映画を見ているような気分になる。

    でも、なかなか足を運ぶには面倒で、(渋谷という街も好きではないし)、今回初めてクラウドを利用して鑑賞。

    秋の夜に、ゆっくり一人で観るのにとてもいい映画だった。

    才能に恵まれていたにもかかわらずプロのピアニストを早々に引退して、音楽を教える側に回る主人公。

    彼のピアノを愛する姿、音楽への真摯な姿勢、そして生徒を教えるときの細やかさ。
    やわらかく平易な英語、流れているピアノ演奏。耳も目もどちらも幸せにしてくれる作品。

    その全体に流れる物語の静けさを物足りないと思う人も多いだろうが、入り込んで浸れると本当にいい映画だと思う。

    彼の自宅で弾く、白過ぎない鍵盤。
    STANLEYのピアノを選ぶ場面の嬉しそうな表情。

  • 大変書きにくいのですが1/3くらい寝た
    クラシックが…心地よくてだな……イーサンホークが出てきたときオッ!イーサンホークやん!とおもったんだけど監督だったわすっかり忘れてたわ

  • シーモアさんの教え方が的確で具体的であれはすごいな。どう獲得したのだろう。なぜ現役から退いたのかとその答えがあったけれど、シーモアさんの指導で才能のある人がより輝くのであればシーモアさんが現役として演奏するだけよりも幸せになる人が多い気がする。それはすごいことだ。
    イーサン・ホークは監督としては普通だね。

  • 静かで上品な、でも内面的に情熱的で誠実な、世界観。あまりに好きで、映画館で3回観た。

  • あの思い出の中にスッと入っていき、そこで息をするシーモアさんがとても素敵に見えた。

  • 『シーモアさんと、大人のための人生入門』
    芸術家の感性で人生を見つめ、世の中の景色を見つめるシーモアさんの言葉の深さをもっと自分のペースでじっくり味わいたい…と思った。
    原作本があれば是非読んでみたい。

    映像ではシーモアさんの生み出す『美しい音色』が楽しめるし、それを生み出す指先の動きや身体の動きも観察できる。

    演奏家を引退したあとの自分の人生を
    弟子に捧げるというシーモアさんと弟子たちの『芸術を追求する師と弟子の姿』も美しい。

    見終わった後じんわりとした。
    余韻が心地よかった。






  • 87歳のピアノ教師シーモア・バーンスタインを俳優イーサン・ホークが撮ったドキュメンタリー。
    最高のピアニストと言われながら50代で引退し、その後を教えることに捧げてきたシーモアの人生が美しいピアノとともに語られる。

    まさに大人のための人生観。
    それはピアノの調べからも伝わってきます。
    上昇思考しかない子供にはわからないかもね。

  • 『シーモアさんと、大人のための人生入門』(イーサン・ホーク)
    このタイトルからしてもそうだし、実際の内容も映像で観るよりも本で読むほうがむいているのかもしれない。言葉の深さを自分のペースでじっくり味わいながら芸術家の感性で人生をみつめ、世の中の景色を眺めることは、時間枠が設定された映像表現では不向きだなぁ…などと思っていた。

    しかし、観終えたいまイーサン・ホークが映像として作りたいと思った欲求や狙いも少しわかってきた。それは「芸術ゆえの美」である音、とそれを生み出す芸術家の指先。そしてもうひとつは、「芸術を追求する師と弟子の姿」にあったのではないだろうかと。


    この映画の主題はひとつは「芸術とは何か」という問いと、「芸術を追う師弟関係」をひとりの芸術家を通して見つめること。そして、そこには万人の人生に共通の摂理みたいなものがあるということなのではないか。それがこのあまりインパクトのない邦題の『シーモアさんと、大人のための人生入門』になったのだろう。

    ひとつめの「芸術とは何か」に関してですが以前、読んだ本で『アートは相手に傷をつける行為”そのアートに触れたら、元には戻れないものだ。つまり離陸前と着陸後は違ったものにさせてしまう力をもつものがアートだ』という言葉を思い出した。これは『その芸術に触れたら、魂がその芸術に感染し、その芸術に触れる前の自分とは違った世界観をもつ人間にしてしまう力を持つものが芸術だ』といっている。
    それに対比されるのが『エンターテイメント』でそれは喜びや、癒しのための一時的な場であり、時間を与えられたに過ぎないとある。
    それはこの映画のなかで『芸術家が目指す崇高な芸術と大衆が喜ぶものとはあまりにも かけ離れている。その落差が激しすぎて芸術家はノイローゼになる。バランスが取れずに。』というシーモアさんは別の言葉で伝え、「教える」ことに芸術の追求の道を見出したのだろうことが推察される。

    そしてもうひとつが「芸術を追う師弟関係」だが、これはもううえでも触れたようにシーモアさんのこれからの人生そのものなのだろう。生徒たちには、マイケル・キンメルマンとの対話のなかで使った『私の才能を君に注ぐ』という気持ちで接している。

    芸術家の人生ドキュメンタリーといった感じの作品のかな。
    2017/06/11

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