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Amazon.co.jp ・電子書籍 (198ページ)
みんなの感想まとめ
結婚をテーマに、人生の複雑さや人間関係の本質を深く掘り下げた一冊です。著者は、自身の経験を基に、結婚が持つメリットや、現代社会における結婚の意味を考察しています。特に、結婚は単なる幸せを追求するもので...
感想・レビュー・書評
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とても面白かったです!
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考えが偏ってえ古いから参考にならなかった
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(2017/1/11)
初っ端からなぜこんなタイトルにしたかの説明で始まるこの本。
つまるところ自意識過剰だとうまくいかない、ってことじゃないのかな。
「本当の自分」とか「運命の相手」とかを探してると、
いつになっても結婚できないし、
結婚してももっといい人がいるはず、と思う。
要は考え方。
誰と結婚してもいいのかもしれない。
大差ない。
生理的に受け付けるかどうか、本能的に、かな。
生理的、ったってすでに頭で考えてるだろうしね。
そう。本能。人間も動物。
それを忘れたら滅びるよ。
他の動植物、いやむ生物をも駆逐している人間は
滅びてもいいのかもしれないけど。
ただそれを我々の世代が実行していい、という自信はない。
あれ?人類誕生からどれくらいが経ってるんだろうか。
地球が46億年。人類は700万年か。
それだけ続くとあとに続けないとね。
しかしこういう本を読むとなおさら、
その後に続ける努力を今の日本はしていないと思う。
若者から老人へ所得移転をしてしまったため、
権限も、生活力も若者は失ってしまった。
だから子育てもできず、赤ちゃんが100万人も生まれない。
その所得移転の元凶は社会保障だ。
昔だったら死ぬ老人を医療で生かし、
さらに年金で養う。
そのこと自体はめでたい話で結構なことだけど、
そのために若者が疲弊してしまったら元も子もない。
ほんとに貧しい老人もいるだろうが、
もともと資産を持っている上に医療だ年金だと老人に与えるのは意味がない。
若者へ所得移転を。
そのためにも若者よ。
どんどん結婚しよう。
子供を作ろう。
結婚しない、子供を作らないのが未来の人類、なんて話はないのだよ。
あ、これは私が勝手につけたしている話。
内田さんにインスパイアされただけです。 -
ウチダ先生ご自身は最初の結婚に破れ、愛娘との父子家庭を経て、還暦過ぎに教え子と再婚するという数奇な人生経験をお持ちですが、そういう方が「困難な結婚」というタイトルで本を出すとなれば、これは買うしか無いではありませんか。
本書はQ&A方式で結婚について悩む若い人の問いにウチダ先生が答えるというものですが、QはそのままにAの対象を中高年の既婚者まで広げたことでより味のある結婚論が展開されています。Q:内田先生はなぜ二度結婚されたんですか?A:・・・
気安い若者にのみ許される無遠慮な質問にウチダ先生絶句!とはならず。どんなお答えだったのかは本書を読んでいただくとして、ウチダ先生の前の奥さん、今の奥さん、娘さんの話がちょこっと出てくるのもこの本ならではの読みどころです。 -
結婚に踏み切れない人、ふとこの人と結婚して本当に良かったのかと疑問を持った人に読んでほしい。結婚とは貧しき時、辞める時のための相互扶助のセーフティーネットであり、結婚は今より不幸にならないためにするものだという考え方がその疑問を解決してくれる。また結婚した人にだけたしかにそうだとそれが実感できるのではないか。特にお金を理由に結婚をできないと言う人は逆に結婚することでお金の面も互いに支え合えるのだと考えるべきだと思う。そしてその無条件にお互いを支え合うことを公に契約する結婚というものの重みを改めて感じた。
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・結婚は病気ベース・貧乏ベース。人生の危機を生き延びるための安全保障。
ふたりが一緒に暮らして共同体をつくるというのは、ごく実利的な安全保障でありリスクヘッジである。
・海外旅行は結婚生活の予告編。(予測しないことが必ず起こる)
・「傷つけてもいいと思って運転すると、必ず車を傷つけるようなことをするよ。車の傷だけですめばいいけど、そうじゃないことだってあるだろ。だから、初心者はぴかぴかの新車を買ったほうがいい。かすり傷ひとつつけちゃいけないという気持ちで運転するのが一番安全なんだ」(内田さんの友人)
→慰謝料がいくらで、という結婚契約を結んでおくと、自分の先見の明を言祝ぐために、お互い無意識のうちに毎日ちょっとずつお互いが結婚生活がうんざりするようなことをするようになる。
・夫婦関係は7つのあいさつができれば合格。
おはよう いただきます ごちそうさま いってきます いってらっしゃい
おかえりなさい おやすみなさい
・「敬」という漢字のもとは、羊頭の人(姜人)の前に祝祷の器(サイ)を置く形。姜人とは古代中国の辺境人で生け贄にされた人。その首を切り落として血を受ける形が「敬」、そこから転じて神事祝祷にかかるときの心構えを指すようになった。
(『字通』白川静 平凡社)
「鬼神は敬してこれを遠ざく」(論語)
=敬意とは、相手は鬼神の類かもしれない、
という畏怖に裏打ちされている、ということ -
結婚も仕事も、それぞれが担う範囲の間にこぼれ落ちることがいろいろあって、それを自分の仕事だと引き受ける人がいないとうまくいかないってこと…正社員で働く人たち全員に理解してほしい。
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