砂漠ダンス (河出文庫) [Kindle]

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  • 河出書房新社
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感想・レビュー・書評

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  • 浮遊感が『鳥の会議』に比べると抑えめのようにも感じられるのは、こちらが慣れてしまっただけだろうか。関西弁が抑えめだったからだろうか。実際のところ振り返ってみればかなりぶっ飛んでいたんだけれども。どうも連続で読んだのがよくなかったのかもしれない。いや、相変わらず好きだったんだけれども。収録作の中では「果樹園」が一番好き。想像力の飛躍が著しい。そこまでいくかーという感じがする。これくらいぶっ飛んでくれれば、読む側ももうはいそうですかとならざるを得ないのでは。解説はDon't think, feel! って、言葉で解説しすぎです。

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著者プロフィール

1966年、兵庫県生まれ。富良野塾二期生。96年より劇団FICTIONを主宰。2012年『緑のさる』で野間文芸新人賞を、17年『しんせかい』で芥川賞を受賞。その他の著書に『ギッちょん』『砂漠ダンス』『コルバトントリ』『ルンタ』『鳥の会議』『壁抜けの谷』『ほしのこ』がある。

「2020年 『小鳥、来る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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