- 岩波書店 (2003年8月19日発売)
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みんなの感想まとめ
言葉の限界とその先にあるものを探求する本書は、ウィトゲンシュタインの独自の視点から、論理、倫理、そして人間の存在について深く考察します。「語りうるもの」と「語りえないもの」の境界を明確にし、世界の本質...
感想・レビュー・書評
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正直、ウィトゲンシュタインが論理学者、哲学者として優秀なのかよくわからない。ただ、言葉は
事実をありのままに語ることしかできない、という当たり前の命題から出発して、論理も倫理も世界も死も幸福も何も語れない、ただ、我々が語りうるものの外に幸せがある、という帰結に至るのは、天才的なひらめきだと思う。
…これは自分の解釈で間違っていると思う。ウィトゲンシュタインを独我論とか不可知論で語るのは悪手だから。
ただ、例えば「神は死んだ」という命題にしても、彼にとっては真偽不能なナンセンスであり、「神は死んだ」という言葉があるという事実が存在するに過ぎない。世の中にはナンセンスとトートロジーしかない。彼にとっては語れないものは何としても語れないのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「語りうるもの」と「語りえないもの」とはなんなのか?世界はどうあるのか?あるとはなんなのか?その上で私たちが見ているものはどうあるのか?を数理論理学的に追求した本。
この本では「神秘」というワードを用いているが、これが後の公理になるように思われる。
古典哲学を置き去りにする異端な一冊。
