キャスターという仕事 (岩波新書) [Kindle]

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  • NHKの「クローズアップ現代」を長年担当されてきた著者が、その立上げ時から最後までの経験から、なにを感じてどう行動したのかを語られています。著者なりに色々と悩みながら行動されていたことが、そしてそれに対しての十分ではなかったという後悔が素直に書かれているところが、キャスターとして仕事に携わってこられた著者の人間性を感じられる内容になっていると感じました。また時代的に女性が直面してきた壁についても、常識として著者にも影響を与えてきていたことも読んでいて感じられました。その渦中に身を置きつつ、精一杯向き合ってこられたのだということが伝わってきます。
    その上で、著者としての最近のメディア業界への疑問。派遣など人を経費として捉える世相への問題提起。読んで考えさせられるところが、突かれたくないところを突かれたような鋭さも感じられました。こういうものは、仕事に真正面から向かって生きてこられた人にしか書けないものではないでしょうか。

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プロフィール

1957年大阪府出身。父親の海外勤務に伴い、幼稚園時代からアメリカ合衆国、小学校6年から中学校まで香港と日本を行き来しながら過ごす。 アメリカのブラウン大学卒業後、日本国内の外資系メーカーに就職。1981年『NHKニュース』(NHK)の英語放送の同時通訳アナウンサー、ライター、リサーチャーを務めた。1987年から『ワールドニュース』(NHK BS1)のニューヨーク総局からの駐在キャスターを担当。1988年に帰国後、NHKのニュース番組で国際コーナーを担当。1993年4月5日から『クローズアップ現代』のレギュラーキャスターを番組開始から2016年3月17日まで務める。

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