スペードの3 (講談社文庫) [Kindle]

  • 講談社 (2017年4月14日発売)
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みんなの感想まとめ

人間の内面に潜む暗い部分や痛みをテーマにした連作集で、三人の異なる視点から物語が展開されます。ファンクラブのリーダーやいじめを受けた少女、元スターの女優といったキャラクターたちが、それぞれの悩みや葛藤...

感想・レビュー・書評

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  • スペードの3、ハートの2、ダイヤのエース、3章でそれぞれの物語が紡がれる。分かるまではなかなか読み進めるのに時間がかかったけれど、読後感はよかった。流石です。

  • 途中離脱…

  • 一話目はやられたー

  • ファンクラブのリーダー美知代、小学生の頃いじめられていたむつ美、有名劇団の元スターつかさ様。三人の視点で描かれる連作集。人間の暗い部分や痛い所をつついてくる。三人ともそれぞれ悩みがあり共感する部分もあった。

  • 1話目が好き。あんな人間あまり関わりないけどきっといたなー

  • 表題作のスペードの3だけなら星4つ。
    転校生にクラス内での席を奪われた過去を持つ優等生が、大人になってから見つけた安住の居場所で 過去が呼び出され・・・・
    嫌な展開で読み進めるのが苦しいけれど読まずにいられない。大半の読者はアキに騙され、大貧民のスペードの3はいつ使うつもりだったのという台詞に心がズキっとくるのでは?スペードの3持ってなくても、革命が起きなくても、変わらなくてはならない。自分から・・・

  • さすが浅井リョウさんって感じだけど定期的な再読はしないなと思った。

  • わかる、あるある、って気持ちになるのが嫌になる
    けど、自分も同じような気持ち持ってるんだなって
    改めて気付かされるの本当うわあ、ってなる話

    妙にリアルなんだよなって、
    あっという間に読めちゃう話です

    みちよの気持ちも、あきの気持ちも、
    つかさの気持ちも、まどかの気持ちも
    全部あああああ、ってなりました

  • 2017/8/27読了。
    読んでいて辛くなり、何度か休みながらやっと読了。

    人間、あるある、だなぁと思いながら。

    自分の中に、同じような「嫉妬」のような気持ちがあるのを突きつけられて、自分自身が嫌いになりながら。。

    本当に上手い、浅井リョウは。

  • kindle unlimitedにて。
    サクサク読めた。
    学級委員タイプの性格の悪い女子、幼いときに容姿のコンプレックスがあったが克服した女子、劇団のトップスター、それぞれの物語がリンクして、あの子はあの子だったのかという仕掛けもあり楽しめた。が、最後はここで終わるの?という感じでやや消化不良。
    人は物語が好きだが、誰しもが物語を持っているわけではない。物語を持っていない人が持っている人に憧れを感じるという主旨の文章に共感。

  • ※この本は途中で挫折しました


    冒頭、狭いコミュニティ限定のルールを武器に人の上に立とうとする女たちを見て、脱兎した。
    小規模なら、子連れの公園の使い方とかママトモヒエラルキーとか職場のお土産ルールとか。規模が大きくなるとカルト宗教など。
    コミュニティの中心にいても外輪にいても、害にしかならないアレですよ。

    こういうローカルルールは女性のコミュニティのほうが多い印象だが、それを男性の朝井先生がリアルに再現しているのが面白いしすごい。すごいんだが、自分はこの手の話が超がつくほど苦手なので、耐えられずリタイア。

  • ある舞台俳優とその公式ファンのファミリアの話。3人の視点それぞれで見えているものが全く異なっていた。

  • 互いに関係する3人の人物それぞれを主人公にした短編を3つ収録。

    表題にもなっている第一話「スペードの3」が強烈。コミュニティ内での自分のポジションが徐々に脅かされていく恐怖と、自信の虚飾が明らかになっていく様は、結構心にくる。ただ、最後は、それを乗り越えていこうという希望も見える終わり方。読後感は悪くない。

  • 朝井さんの作品ならなんでもいいと思い読んだ一冊。
    この本は正直あまりな印象でしたが、最低限は楽しめました。(何様?)

  • 特に小学生時代の描写は胸が痛くなった。自分の経験とは違うけれど、なにか重なるものがあるのかもしれない。全体的に女子の距離感みたいなものがリアル。
    3章がつかさ目線でびっくりした。
    誰にでも、人を羨む気持ちや理由が欲しい気持ちはあるんだな。あのファミリアに支持されて憧れているつかさ様でさえ、と思えたいい構成。

  • Kindle Unlimited

  • 女性のイヤな部分を細かく描写していてあっぱれ!としか言いようがない。
    読み進めていくうちに自分と重なる部分の数が増えていき、羞恥心が出てくるんだけど、なぜか読み進めてしまう。そんな不思議な本。

  • よかった〜。面白くて一気読み。
    学級委員長、そして亜季。どっちも苦手なタイプだけど、こんな子いたなーって思う。
    誰とでも友達になれる裏表のない亜季、という印象だったけれど亜季は壮太と結婚したらしい。
    むつみをいじめていた壮太(それを亜季も知ってたよね、多分)と付き合えたってことは、亜季もむつみのこと結局下に見てたのかなーとなんかモヤッたり。

    むつみの話が個人的にはすごく好き。
    つかさ様の話も良かった、強い背景がなくたって生きていいんだ。

  • 最後のたたみがけが良かった。

  • つくづく学校や学生の描写がリアルだなぁと思う。
    なぜかなつかしくなる

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著者プロフィール

1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で、「小説すばる新人賞」を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で、高校生が選ぶ「天竜文学賞」を受賞。13年『何者』で「直木賞」、21年『正欲』は第34回「柴田錬三郎賞」を受賞し、どちらも映画化された。作家生活15周年記念作品『イン・ザ・メガチャーチ』は第9回「未来屋小説大賞」を受賞した。その他著書に、『どうしても生きてる』『時をかけるゆとり』『死にがいを求めて生きているの』『スター』『生殖記』等がある。

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